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2018/08/07

【SGH】Kobe 四大陸高校生サミット a Fukiai 開催

Tweet ThisSend to Facebook | by:広報企画部

四大陸高校生サミット at Fukiai 開催

2018/08/07


 7月12日(木)・13日(金)の2日間、「第3回 KOBE 四大陸高校生サミット at Fukiai」を開催しました。SGHの取組みとして平成28年度から毎年7月に行ってきたこのサミットは、国際科生徒の3年間の活動の集大成となる活動です。今年は、「Grassroots activism by world citizens for our sustainable development"(持続可能な発展のための、地球市民の草の根活動)」をテーマに、スウェーデン、フィリピン、台湾、アメリカ、オーストラリアの5つの国と地域の高校生、計10名を招待して、各国の実情を踏まえた発表、そしてテーマ別の討議を行い、それにもとづく共同宣言を発表しました。サミットはすべて英語で行われました。

 第1日の午前の部は、神戸芸術センターのホールを会場に、歓迎セレモニーと記念講演を行いました。招待校の生徒たちは、会場を埋め尽くした国際科・普通科生徒の拍手に出迎えられて入場しました。そして、国ごとに自己紹介とそれぞれの国の文化・自然、また学校の特色などについて、ステージ上のスクリーンを活用して紹介してくれました。本校の生徒たちは、コーラス部、剣道部、なぎなた部、少林寺拳法部、ダンス部、ブラスバンド部のパフォーマンスで歓迎の気持ちを表しました。

 記念講演には、関西学院大学教授 西野桂子先生をお招きしました。講演のテーマは"Localizing SDGs---How can we contribute to achieve the Goals"(SDGsに掲げられた目標を、身近なところで実現するためにどのような提言ができるか)です。講演は国際科の生徒たちが取り組んできたSDGsに関わる課題研究について、視野を広げて深く考えさせてくれる内容でした。講演後には海外の高校生や本校生徒から次々と質問の手があがり、この問題への関心の高さを感じさせました。

 午後の部は分野別討議を行いました。討議したテーマ・分野は「貧困状態の子どもたちへの教育」(教育)、「インターネット依存症」(健康)、「機械化と雇用」(経済)、「LGBTへの学校での支援」(人権)、「自然災害(地震)時の障がい者支援」(減災)の5つで、参加各校が問題の現状、原因、改善策について発表し、質疑応答を行いました。発表によって明らかになった各国の状況の違いや考え方の違いについて話し合いながら、これからどうすることができるのか、提言に向けて議論をかさねました。



 今年度の四大陸高校生サミットに参加した各国の高校生2名と先生方



 第2日の7月13日(金)の午前の部では、本校生徒の課題研究の発表と、第1日の討議を踏まえた共同宣言の作成を行いました。

 課題研究の発表者は国際科の2年生4チーム、3年生国際科11名、そして普通科の3年生英語コース1チーム。それぞれ1年間をかけて取り組んできた研究を1枚の用紙にまとめて、ポスタープレゼンテーションをしました。発表テーマも経済・人権・教育・減災の各分野にわたり、「フィリピンの子どもたちの教育環境の改善」、「日本の若者の投票率の向上策」、「日本の長時間労働」、「長期入院している子どもたちへのメンタルケア」などさまざまでした。各発表者は発表8分、質疑応答6分のプレゼンテーションを3回行い、毎回異なる参観者に説明をしました。


 午後の部では、川田神戸市教育次長をはじめとした来賓の方にお越しいただいて、全体会を行いました。まず第1日から討議を重ねてきた5分野のグループごとに、各国の現状と課題、討議の内容についてパワーポイントのスライドを用いて報告をしました。そして5分野のグループからの提言と、今後も各国の生徒が主体となって提言について継続的に取り組んでいくことを共同宣言として発表しました。


 全体会の最後に、神戸市外国語大学教授、野村和宏先生より講評をいただきました。野村先生には、本校のSGHの取組みに初年度から継続してご指導をいただいてきました。先生からは、本校の生徒の研究・発表が年を追う毎にすばらしくなっており、これからもさらに発展していくことを期待しているとの評価をいただきました。


 海外の高校生とともに実際に顔をつきあわせて話し合い、各国の現状や異なる視点からの意見を知って、それを一つのものにまとめていく過程は、世界の中で協力して問題解決に向かうその入口として、得がたい経験として参加した生徒たちの心に残りました。


【本校生徒の感想(抜粋)】
自分が四大陸という大きな行事でまさかプレゼンターという役割をしているなんて、2年前や1年前には思ってもいなかったし、できるはずがないとずっと思い込んでいました。でも最後の年になって、何か大きいことをやってみたいという気持ちになってチャレンジしました。正直不安もたくさんありましたが、やってみると案外うまくいって、「なんや、自分も意外とやればできるやん」と、そんな気持ちになれました。やり切れてよかったと思います。テーマ別のディスカッションも、自分から積極的に発言できてうれしかったです。



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