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私と葺合高校 ~OB・OGは今~
第13回 キッチン アイリン さん (全日空 羽田空港勤務

平成 26年3月 国際科卒業

早稲田大学国際教養学部を経て現職



私は現在 世界で5番目に利用者が多い羽田空港でグランドスタッフとして働いています。外国人が日本に到着した際、最初に出会うのが私たち空港職員になります。日本の第一印象として、明るく迎え入れる、そして送り出すのが私の仕事です。葺合高校で過ごした日々は、毎日多くの外国人と関わり働く私の大きな原動力となっています。


葺合高校は私に度胸そして自分受け入れる力、他人を受け入れる力を与えてくれました。私は中国とアメリカのハーフですが、日本で生まれ育ちました。小中学校時代は、なるべく目立たないように生きてきました。海外での生活経験がなかった私は、みんなと同じになりたいと思っていた時期もありましたが、葺合高校に入学したことで、私の意識は変わりました。


葺合高校は私の個性を認めてくれました。なんの躊躇もなく仲間として同級生や先生方が受け入れてくれました。ダイバーシティーに富んだ仲間たちと日々勉強し、高め合うことで真の自分を見つけることができ、成長しました。


葺合高校に自分の居場所を見つける事の出来た私は、在学中多くのスピーチコンテストやディベートコンテストに参加しました。自分の思いを多くの人の前で伝えることの楽しさを学ぶと共に、議論を行い意見交換の大切さを身に付けました。また留学生や帰国子女である同級生と親睦を深めるにつれ、自分の強みがわかってきました。私は1国の文化だけでなく、3国の文化を知っていることでより多くの人と深いレベルで分かり合えると実感しました。


葺合高校で得たこの気付きは、多様なバックグランドを持っている人と日々関わる事の多い私の強みとなっています。葺合高校では時代に沿って、ホットな英語をニュースや社会問題を通じて学びました。その英語をツールとして活用し、世界各国の姉妹校とスカイプ授業を通しての意見交換やインターネット掲示板を利用したディスカッション等、世界と繋がる機会を多く作ってくれました。お互いを認めて受け入れ合う事という異文化理解能力は、私の現在の職場で必要不可欠であり、この学びがあったからこそグローバルに活躍できていると実感しています。


葺合高校で培った学びは現在の私の基礎となっています。また葺合の友情は一生ものです。葺合高校はチャレンジの機会を多く与えてくれます。これらのチャレンジに全力で取り組み、自分を成長させ、チャンスを掴みに行って下さい。