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2020/04/08

祝 入学

| by:広報企画部

祝 入学 

 

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。ご家族の皆さまにおかれましては、さぞかしお喜びのことと存じます。教職員一同、心からお祝い申し上げます。

 昨夜、安倍首相が、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために「緊急事態宣言」を出しました。神戸市は当面、入学式の実施を見合わせることとし、5月6日まで臨時休校としました。ただし、高等学校は小中学校の義務教育と異なり、校長が入学許可をしなければいけませんので、この放送での入学説明会を入学式に変えまして実施することにしましたので、何卒ご理解ください。

 葺合高校は昭和14年に神戸市立神戸中学校として産声を上げ、その後、幾たびかの校名の変更はありましたが、昨年、創基80周年を迎えました。80年間の連綿たる歴史と伝統は神戸市の高等学校教育におきまして冠たる地位を占めています。その一つが、昨年、文部科学省の指定を受けました、ワールドワイドラーニング・コンソーシアム構築支援事業(WWL)です。全国で選ばれた10校のうちの一つの拠点校に選ばれました。そのWWLの中の学びのテーマがリスクマネジメントです。

 新型コロナウイルスが世界中で蔓延し、WHO(世界保健機関)はパンデミック(感染症の世界的大流行)と位置付けました。ドイツのメルケル首相が「第二次世界大戦以降、最大の試練だ」と言うように、世界中のリスクが高まり、このリスクをどのように克服していくかという、リスクマネジメントが各国の最重要課題となりました。しかし、私は人類の叡智で必ず乗り越えていけると信じています。このパンデミックが終結した後に、世界は大きく変わることが予想されます。この新型コロナウイルスによるリスクは、その時代の証人として、皆さんにとっても生きた課題となることでしょう。

本校の教育方針は、「自主の人たれ 創造の人たれ 世界の人たれ」です。この混迷の時代に、自ら考えて行動し、目標に向かって、頑張り続ける人。いろいろな制約をチャンスと考えて、新しいものを創り上げる人。全世界が危機に直面している時に、世界的な視野をもって、世の中に貢献する人になって欲しいと願います。

 今後、学校生活でも様々な制約が生じて、不便をかけるとは思いますが、教職員一同、皆さんの学校生活が充実したものとなりますよう、精一杯力を尽くしていく所存です。皆さんに私の好きな高浜虚子の俳句を送りたいと思います。

「春風や 闘志いだきて 丘に立つ」 

新たなる挑戦に闘志をかき立ててほしいと願います。

最後になりましたが、本校の教育活動につきまして、ご家族の皆さまには、今後も、格別のご支援を賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶といたします。

 

令和二年四月八日

神戸市立葺合高等学校長


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