研究期間:平成26年度から5年間
葺合高校の研究課題
「神戸から綾なせ世界、共生への道を開くグローバル・リーダー育成」
- キーワード1:「子ども」
世界の「子ども」が抱える問題を通して、今解決すべき問題を考えます。
- キーワード2:「世界の共生」
世界のすべての人が共に助け合い生きていく世界を目指します。
- 3つの視点 :「人権」「環境」「経済」
この3つの視点を通して問題を考え、解決策を考えます。
葺合高校の考えるグローバル・リーダーとは
「MAKS(マックス)」(M:人間力 A:実践力 K:知識力 S:言語力)を持った人
MAKSは次の16の力から構成されます
- 多角的な視点を持つ多面的で広い視野
- 柔軟性に富んだ問題解決能力
- 意見を論理的に主張できる能力
- 主張と協調性のバランスが取れる能力
- 強いリーダーシップ
- 他者の痛みを理解し、サポートできる心
- 未来を見据えた目標設定ができ、かつそれを実現するためのプランニング能力
- 論理的思考力
| - デジタルツールを多面的に使いこなす能力
- 経験と知識を高次元で融合させる能力
- フィールドワークを中心とした実践力と経験
- 自国の文化・歴史に関する深い知識と理解
- 他国の文化・歴史に対する理解と広い知識
- 高いコミュニケーション能力
- 高いディベート能力
- 高いプレゼンテーション能力
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学校設定教科「グローバルスタディーズ(略称GS)」で総合的に力をつけます
- グローバルスタディーズA(1年:GS1A、2年:GS2A)
地理歴史科、公民科、英語科、国語科を中心に様々な教科が協力して授業をします。
知識を幅広く学ぶとともに、論理的に考え表現する力を育てます。
- グローバルスタディーズB(1年:GS1B、2年:GS2B、3年:GS3B)
企業インターンシップや海外でのフィールドワーク、大学教授やNPOなどによる講演会・セミナーなどにより、世界との距離を縮め、言語力と実践力を養います。
- グローバルスタディーズC(2年:GS2C、3年:GS3C)
各種コンテストに積極的に参加することで、16の力の内のS(言語力)をより高めます。
同時に、問題解決に向けての判断力や、リーダーシップを発揮して行動を起こす実行力を養います。
計画している主な活動
- 大学や企業、NPOと連携しての学習活動
- グローバル企業でのインターンシップ
- 海外(フィリピン)でのフィールドワーク(1学年次)
- 各種コンテスト、ワークショップへの参加
- 海外の高校生とのディスカッションやテレビ会議
- 四大陸高校生サミットの開催(3学年次)
- サミットの提言を継続して実行するNPOの設立・運営