今年も1月17日が近づいてきました。今年は17日が日曜日であるため、少し早いのですが、今日、各学年で防災学習とシェイクアウト訓練を行いました。
【防災学習】
「自分の身を自分で守れる」中学生、ひいては、「助けられるだけでなく、助ける側にも立てる」中学生を目指して、学年ごとに防災学習に取り組みました。
〇1年生 <自分の身を守るために>
阪神・淡路大震災で何が起こったか、人々はどのように動いたかをDVD視聴を通して学び、地震の際、どのように身を守ればよいかを確認しました。

〇2年生 <災害に備えて>
災害に備えて何ができるかを考えました。また、地震の際、どのように身を守ればよいかについても復習しました。

〇3年生 <いざという時どのように行動するか>
災害が起こった時にどのように行動すればよいのか、総合的に考えました。


【シェイクアウト訓練】
本来は、全校生が同じ場所に避難する訓練を計画していましたが、緊急事態宣言が出ている現状を考え、避難までは行わないシェイクアウト訓練に切り替えて実施
しました。
ちなみに、シェイクアウト訓練とは、2008年にアメリカで始まった新しい形の防災訓練で、その場で「3つの安全行動」(まず低く、頭を守り、動かない)をとる、どこでも誰でも参加できる防災訓練です。

シェイクアウト訓練後に、まず、阪神・淡路大震災で亡くなられた方に黙祷を捧げ、その後、放送で学校長の話を聞きました。当時のことに思いをはせながら、しっかり防災学習に取り組むこと、風化させることなく語り継いでいくことが、今私たちにできることであり、亡くなられた方たちのためにしなければならないことであるという、26年前の学校長の経験を交えての話に、生徒たちも静かに耳を傾けていました。