今日から3月です。今年度も残りわずかとなりました。3学年で全校朝集を行えるのも、今日と来週の2回だけの予定です。今日も放送での実施となりました。
〇週番長からの連絡
生徒会役員の進行に従い、週番長から今週のスローガンについての伝達がありました。

〇3年生への記念品贈呈
感染症拡大防止のために、去年に続いて今年も「3年生を送る会」をこれまでのようには実施できません。そこで、せめてもの感謝の印として、1・2年生が3年生にメッセージを書き、そのカードを使って「桜の木」の掲示物を記念品として作成しました。記念品の掲示物は先週末に生徒会役員と1・2年生の学年評議会で3年生の各教室に掲示していたのですが、今日は、全校朝集を贈呈の場とし、現生徒会長からは3年生に向けてこれまでの感謝の言葉を、旧生徒会長からは1・2年生に対してお礼の言葉を贈りあいました。3年生がメッセージを読んでくれるとうれしいです。



〇学校長講話

今日から3月、3年生は残すところ16日です。公立高校の入試を控える人は悔いのないよう全力を尽くしてください。1・2年生は学年の締めくくり、次の学年のスタートへ向けて、最後の仕上げの時期となりました。1年間の最後の月となる3月を大切に過ごしましょう。
私の友達に、カーオーディオのシステム開発をしていた人がいます。音量を変えたり、次の曲に進めたりなど、あらゆる指令を出すプログラムを作る担当です。その仕事はとても楽しかったそうですが、その製品を売り出すためには、「テスト」があるそうです。CDを裏返しに入れてしまったらどうなるのか、1曲も入っていないCDを再生しようとしたらどうなるのかなど、いろいろなことを確認し、ダメな部分を指摘されるそうです。そして、その指摘された部分を修正するということを繰り返して、完璧な状態にしていくのです。テストをすることで、より自分たちの製品の質が高まっていくのだそうです。
皆さんが学校で受ける「テスト」もこれに似ているのではないでしょうか。入試はその学校に入学するための力をはかるものですが、中学校でのテストは、授業内容を理解しているかをテストし、わかっていないところの指摘を受けて、そこを修正していくものです。その繰り返しによって学習の質が高まっていきます。こう考えると、テストをする理由は同じだといえます。テストは指摘をもらえる機会です。指摘によって落ち込むこともあるかもしれませんが、それを乗り越えるとより良い自分に出会えるのだと考えてみてください。テスト結果の受け止め方も変わってくるのではないでしょうか。
明日からの学年末テストも、たとえ結果が良くなかったとしてもそれで終わらせず、次に向けての取組を工夫し、それを繰り返していきましょう。そうすることが自分自身の向上につながります。(内容を要約しています。)