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2019/02/13

都市防災の今年度のまとめ

Tweet ThisSend to Facebook | by:Toshiw

皆さんこんにちは!

平成30年度の都市防災(防災士養成講座)の活動のまとめが出来上がりましたので
ご報告させていただきます。

今年度は
「全国初の高等学校「防災士養成カリキュラム」の開発~幼・小・中・地域と高校の連携を見据えて~
という趣旨で授業を展開してきました。

12月には70名の高校生防災士が誕生し、今年4月よりそれぞれの進路先にて防災啓発に携わってくれる
事と思います。

以下、今年度の取組のまとめです。(長文ですがお読みください。)
※PDFファイルにまとめたものはコチラ→「平成30年度 都市防災取り組み報告.pdf

今年度の報告書はコチラ→「平成30年度_都市防災_実践事例報告_その①.pdf」「平成30年度_都市防災_実践事例報告_その➁.pdf

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<防災士制度とは>
阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ創設された、民間人の防災リーダーを養成するための制度であり、
全国で161,650人(神戸市1,109人)が防災士として認証を受けている。(2018年12月末時点)

<高校生防災士の必要性>
全国の防災士の高齢化は進んでいる。現在19歳以下の防災士は約3,000人で全体の2%にとどまる。
阪神・淡路大震災の教訓を風化させず、次世代に伝承するとともに、今後起こりうる災害に備え
「防災・減災・縮災」に取り組む地域社会づくりには、次世代の人材育成が重要である。
本校では工業の専門知識・技術・技能をもった防災士を養成することで、卒業後の就職先や進学先、
また各地域社会での防災力向上に貢献する。

<防災士養成研修カリキュラム開発>
既存の学校設定科目「都市防災」のカリキュラムを改編し、日本防災士機構の設定する防災士養成
カリキュラムの学習内容に適合させ、養成機関として承認を得た。生徒たちに「自助・共助・協働」
を大切にする態度や力を修得させるために「災害から生命・生活・人生を守る知識と技能」を学ば
せる。授業では、場面対応シミュレーションや市民救命士講習などのアクティブラーニングを効果
的に取り入れ「主体的・対話的で深い学び」を創出する。また、神戸市行政や地域の防災コミュニ
ティなどと連携し、外部の専門的人材を講師として活用する。これにより教員だけでは伝えきれな
い阪神・淡路大震災の経験と教訓、行政の災害対策・対応、地域の課題まで幅広く学ぶことができる。
これらの学びと工業の専門学科の「見方・考え方」を教科横断的に接続することで、複雑に変化する
これからの社会や、あらゆる生活の場面で直面するさまざまな課題に、主体的かつ協働的に取り組む
姿勢と力を育成する。

<主な連携先>
NPO法人日本防災士機構、神戸市(消防局、危機管理室、建設局、企画調整局、土木の学校神戸の会)
兵庫県(県土整備部土木局総合治水課)、FASTチームTEC安2(神戸市消防局認定市民救命士講習実施団体)
兵庫県防災士会、NPO法人プラス・アーツ、JICA関西 等
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次年度以降も、継続して「工業高校生の防災士」の誕生を目指し、地域の防災力向上の力添えになればと
思っております。宜しくお願いいたします。



              今年度の授業内で実践した「応急法」の様子
14:39