初任者研修「神戸の防災教育」・「授業づくり②」
日時:1月5日 (火)
会場:神戸市産業振興センター(神戸の防災教育)13:45~(A)、15:25~(B)
会場:神戸市総合教育センター(授業づくり②) 13:45~(B)、15:25~(A)
今年度は大ホール改修の時期と重なったため、会場を2か所にして開催しました。「神戸の防災教育」では、学校教育課人権・教育振興係 担当係長と、神戸親和女子大学 教授の2人から講話がありました。
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で、「被災者支援のための地域拠点」として、多くの学校が避難所になり、被災者を受け入れました。震災当時、実際に避難所の運営に尽力された教授の話を、どの初任者も真剣な眼差しで聴いていました。「自分が震災を体験していなくても、躊躇せず子供たちの命を守るために防災教育を行ってほしい」「災害を他人事で捉えず、被災した人々の思いに寄り添えるような子供たちを育ててほしい」というメッセージは、初任者の心に深く刻まれました。
阪神・淡路大震災の体験を継承し、震災を乗り越えていく過程で学んだ教訓を学校教育の中で生かしていくことが大切です。神戸の教員として、防災教育を進めていく使命を受け継ぎ、子供たちへと繋いでいってほしいと思います。

「授業づくり②」の研修では、これから実施される「研究授業②」に向けた指導案検討をグループごとに行いました。コロナ感染防止対策を取りながらも、活発な意見交換が行われ、教科指導課、特別支援教育課の指導主事より指導助言をもらいました。1つの授業をみんなでつくる意識がより強まった研修になりました。
