第3回授業づくり研究会の2次案内です。
下の案内文書のPDFファイルはこちら → 26研究会2次案内.pdf
参加申込書はこちら → 26研究会申込用紙.docx

下の「参加者へのお願い」文書のPDFはこちら → 26分科会の参加者へのお願い.pdf
授業づくり研究会 参加者へのお願い
1.分科会のテーマと目的
テーマ : 学び合い育ち合う 授業づくり・学校づくり
目 的 :○教室の事実から学び、授業づくりを参加者で共に考える。
○校種・教科の壁を越える授業づくり・授業の見方を共に考える。
ビデオによる授業記録を基に、授業で起きた事実、特に子どもの学びの事実を捉えることから、参加者同士が多様な意見や考え方を交流することを目的とします。
授業提案者も参加者も互いの考えを聞き合い、多様性を認め合い、子どもの学びや授業づくりについて語り合う会にしてください。教科の研究会ではなく、授業づくり研究会です。
2.分科会設定の趣旨
授業ビデオは、複雑な事象、教師や子どもたちの多様な背景を映し出しています。授業報告者、参加者が一人では気づかなかった多様な視点や捉え方を出し合うことで、視野を広めたり、思考を深化させたりする機会とするために、分科会の中ではグループでの話し合いの時間を中心に設定します。
3.分科会での議論内容
本研究会の分科会での議論内容は、子どもたちの学びを中心に据え、授業で起きた事実を基に検討することから、子どもたちに学びが保証されていたか、学びが成立するため教科の本質を追究する内容になっているか、子どもたちが考え、思考を深化・変容させる学習過程になっているかなどを中心にしてください。
4.参加者へのお願い
- 参加者が実践者、学校管理職、指導主事等教委関係者などの立場を超えて、実践について対等に語り合い、課題を共有して、明日の授業づくりへの示唆を得ることを目的としています。
- 提案授業は、特定の授業理論や指導法で批判したり、指導主事・管理職が指導するために報告したりするものではありません。授業づくりの今日的課題を参加者が共有し、これからの実践を互いに考え合うためのものです。
- 各提案授業・取り組みへの理解と受容を基本姿勢として
①報告者の悩みや課題意識を理解、共有し、
②事例報告や語り合いを通して、互いから学び合い、
③批判し合うのではなく、改善点や解決策を出し合い、建設的な改善策を考えてください。
- 同じ授業(ビデオ)、子どもの発言を見ても、多様な見方や考え方があります。本研究会の参加者が語り合い、交流することで、それぞれの考え方を深化・変容させる機会とすること、そこから授業づくり、子どもたちの学びを考える視点や課題を発見できること、今後の実践や研究に生きる機会になることを願っています。
5.分科会運営について
- 分科会担当者が、分科会全般の運営(時間管理、進行、内容管理等)にあたりますが、参加者も進行にご協力ください。
- 分科会では、グループでも・全体でも特定の方に発言が偏ることのないように互いに気配りをお願いします。
- 参加者が語り合い、交流することで、それぞれの考え方を深化・変容させる機会ですから、積極的に意見を出してください。
- 機器の調整については、事前に十分調整しますが、詳しい方の協力をお願いすることもあります。
6.分科会について
(1)授業ビデオ
- 45~50分の授業を、作業場面と発言が収録されていない部分をカットして編集し、25~30分程度にまとめたものです。
(2)授業概要に関する資料
①授業内容と簡単な展開(略案程度で簡単なものということで授業者にお願いしています。)
②座席表(名前を出しています。個人情報ですから取り扱いには十分ご注意ください。)
③授業で使用した、教科書、教材、板書内容資料など必要に応じて添付します。
(授業の様子や子どもたちの発言手がかりとして必要と思われるもの)
④授業記録(逐語記録)
(3)時間配分
・ 9:00 ~ 9:30 開場、受付
・ 9:30 ~ 9:35 分科会責任者により、分科会進行要領・趣旨等説明
・ 9:35 ~ 9:40 提案授業者から授業づくり課題を提案
・ 9:40 ~ 10:05 ビデオによる提案授業Ⅰ
・10:05 ~ 10:30 グループ討議
・10:30 ~ 10:45 フリー質疑
・10:45 ~ 11:15 阿部教授(国語・社会)、藤村教授(理科)による助言
※ 提案授業Ⅱも12:35~ 同様な時間配分で行います。
(4)提案授業者感想
まず、授業提案者から、授業のテーマ・展開の概要・つけたい力や、見てほしい観点・話し合ってもらいたい観点などを提案してもらいます。
(5)ビデオ視聴
・25~30分程度。必要に応じて口頭の説明を授業者にしてもらいます。
・発言音声が聞こえない箇所で重要な場面は逐語録を用意します。
(6)グループと全体での討論
・ビデオ視聴後、授業内容の事実の確認があれば質疑応答を入れます。
・3~4人グループで討論し、参加者全員がビデオ視聴後の考えや感想を発言できる機会を設けることを重視します。参加者全員が発言することを重視するためグループは4人がベスト。5人は発言機会が減るとともに時間がかかります、2人では多様な意見の交流にならず気付きの機会が失われるので不可とします。前後左右で3~4人で適宜グループをつくってください。
・全体交流でも発言者が偏らないように、気配りをお願いします。
・子どもの指導上の課題など参加者が共有できない内容は話題にしないようにお願いします。