毎朝、自転車で子どもたちの登下校の見守りに回っています。7時20分から8時までのわずかな時間ですが、子供たちや地域の様子がわかるとても大切な時間です。コースはだいたい決まっていますが、基本のルートがあります。

「ニューマシンで 今度回ってみます」
まず、北門から出て北山台1丁目の坂を上り、緑が丘の駅を通って高尾台から五百蔵に向かいます。毎朝犬の散歩ですれ違う方たちとも「おはようございます」と顔見知りになりました。五百蔵では7時30分に10人くらいの子供たちが集合して出発します。そこには毎朝、見守り隊の方や保護者の方々が、子供たちの安全を見守ってくださっています。地域の様子を聞かせてもらったり、学校の話をしたりと、短い時間ですが、その地域の情報交換をさせていただいています。

「北山台1丁目からのながめは とてもきれいです」
五百蔵から高尾台までは自転車を降りて、押しながら子供たちとぺちゃくちゃおしゃべりをする時間です。ゲームやテレビの話からニュースの話など、これまた楽しい時間です。

「自然がいっぱいの田畑を見ながら 歩いていきます」
高尾台でもはじめは見知らぬ方とも毎朝あいさつを交わしていると、いつの間にやら笑顔ですれ違うようになりました。高尾台のところでも何人かの地域の方々が毎朝子供たちの通学を見守ってくださっています。7時45分くらいに通過して、「ご
めんね、先に行くからまたあとで」と言って自転車で高尾台の坂を下っていきます。

「高尾台からのながめも とても雄大です」
ここから、神鉄沿いにヤクルト、業務スーパーを通り、交番から富士見が丘を回るコースか、歩道橋のところを通って北山台1丁目から2丁目、3丁目を通って富士見が丘に抜けるコースか、時間や日によって分かれます。富士見が丘まで下がりきるとあとは坂道をえっちらほっちら登るだけ。電動アシスト付き自転車ですが、電池が切れると悲しいくらい重たくなります。

「学校へ長い長い坂道が 続いていきます」
金曜日に富士見が丘を通っていたとき、低学年の児童が信号のない交差点のところでちゃんと立ち止まって、車が来ないか確認して道路を渡る様子を見ました。朝の通勤渋滞の抜け道として、通る車が多いので危険な道です。月曜日に朝会でほめたいと思います。

「車がたくさん通るので 一度立ち止まって 右左をしっかり見てわたります」
ご存じの通り、北山小校区は多くの坂道があり、車の往来も多く危険なところがたくさんあります。子供たちが気を付けて安全に登下校できるように、学校でも声をかけたり、指導したり、交通安全指導に取り組んで行きます。地域の皆様も、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

「今朝も無事に登校できました みなさんに、感謝です」
※今現在、見守り隊は20~25人の方々が見守ってくださっています。本当に、ありがとうございます。