昨夜から雨が降り続き、冷え込みは随分と穏やかな朝でした。
今朝の雄岡山。

雨に煙り、少し霧もかかっていました。
今日は1月17日。今年もこの日がやってきました。
阪神・淡路大震災から23年がたちました。
この日に合わせて、「北山防災デー」として、「1・17の集い」
「防災訓練」「防災学習」「炊き出し給食」を計画しました。
ところが、今日から5年1組が、インフルエンザの流行によって学級閉鎖に!
学級閉鎖のクラスがあるのに、全校児童が体育館に集まるわけにいかず、
「1・17の集い」は、それぞれの教室で放送で、「防災訓練」は、雨天の
避難場所が体育館のため中止、「炊き出し給食」は体育館に集まって、
なかよしグループで食べる計画でしたが、急きょ、各教室でしました。
放送による集いで歯校長先生のお話を聞いて黙とうをし、当時の映像を
見てから、「しあわせはこべるように」を歌いました。
その後、各教室で、防災に関わる学習をしました。

どの学年も、落ち着いた中で、真剣に学習することができました。
給食室の前では、調理士さんと地域の「市民防災リーダー」の方々が、
トン汁を作ってくださいます。



当時のように、プロパンガスのボンベにごとくをつなぎ、
寸胴鍋で炊いてくださいました。

この炊き出しに先立ち、昨日、6年生が材料の野菜を全部小さく
切ってくれました。



出来上がったトン汁を、食缶に配缶してもらい、それぞれの教室で
いただきました。
毎年、1月17日になると、20年以上の月日を一気にさかのぼり、
まるで昨日のことのように記憶がよみがえってきます。
我々震災を体験した者が、震災を経験していない子供たちに、
何をどのように伝えて行かなければならないのか、考え込んでしまいます。
この機会にぜひ、身近な方々と震災や防災について話してみてください。