3年生のみなさん、こんにちは。
国語のきょうかしょにのっている「きつつきの商売」はもう読みましたか?きつつきが「おとや」というお店をひらくおはなしでしたね。
じつは、きつつきがお店をひらいた森にはほかにもお店をひらいているどうぶつがたくさんいるんですよ。今日はどんなどうぶつがなんのお店をひらいているかしょうかいしますね。
『森のお店やさん』 アリス館
林原玉枝(はやしばら たまえ)文
はらだたけひで 絵
「ぽけっとや」をひらいているのははりねずみです。はりねずみはいろいろな色のはっぱをぽけっとに作りかえてすきなところにつけてくれるんです。はじめてのおきゃくさまはたぬきの男の子。はりねずみはちくちくはりをうごかして、小さなみどりのポケットを男の子のズボンにつけてあげましたよ。たぬきの子はこのポケットになにをいれるんでしょうね。(「ぽけっとやその2」でそれはわかりますよ。)
「おみくじや」をひらいたのはたぬきです。森の広場の大きなくすのきの下にお店をだしました。たぬきがよういしたのは「幸福(こうふく)のおみくじ」。はいっているのは「しあわせ」とか「幸運(こううん)」とか「ラッキー」なんていうよいことばかり書いてあるおみくじなんです。先生はよいことばかり書いてあったらすごくうれしいと思うのですが、森のどうぶつたちはわるいことが書いてないのはインチキだと言って、おこってしまいます。そんな「幸福(こうふく)のおみくじ」をみなさんはひいてみたいですか?
「かげ売り」をはじめたのはきつねです。かげを売るって、なんだかとてもふしぎですね。なんのやくにたつんでしょう?じつはきつねが売ってくれるかげはあつい日にとてもやくに立つんですよ。みなさん、あつい時にはひかげに行きたくなりませんか?でもどこにもひかげがない時ってありますよね。そんな時にきつねからかげを買うと、頭の上にかげを作ってくれるんです。かげのできたところはとてもすずしくてきもちがいいんですよ。サイズは大・中・小とあります。人間にも売ってくれるそうですよ。買ってみたいですね。
ほかにも森にはかみきりむしの「空のおふねや」や、「おやおや」というふしぎなしょくぶつを売るもぐらの「おやおやや」など気になるお店がいっぱいです。自分だったらどのお店でなにを買うか考えると楽しくなりますよ!