湊中学校「三年生を送る会」
「閉校式」のご案内
少しずつ春の到来を感じる季節となってまいりました。日ごろは本校教育活動へのご支援をありがとうございます。
さて、湊中学校閉校まであと1ヶ月ほどとなりました。今年の4月からは、湊翔楠中学校として、楠中との統合校として再スタートいたします。
つきましては、下記の通り、三年生を送る会および閉校式を予定しています。保護者の方々、湊中卒業生の方々におかれましては、ご都合がつきましたら、ぜひご参加ください。
記
日程: 平成23年3月7日(月)
場所: 神戸文化ホール 中ホール
内容: 第一部 「三年生を送る会」 13:30~14:20
第二部 「閉校式」 14:35~15:25
お願い:・中ホールの開場は、13:00ですので、それより早くは入場できません。
・保護者、同窓会の席は、1階の後ろ部分と2階全部となっています。途中の入場は2階席の方をご利用ください。
学級閉鎖を解除しました。
久しぶりに全校生徒がそろいました。
23.2.7 学校長
「阪神大震災を語り継ぐために」
湊中生からのメッセージ
*このメッセージは、7人の生徒会執行部のメンバーが考えた言葉をつないで作りました。そして、1月15日の平野地域で行われた「1.17心の灯コンサート」と1月17日の本校での震災講話の中で発表しました。皆さんにもぜひ読んでいただきたいと思います。(学校長)
わたしは、阪神大震災のときは、まだ生まれていませんでした。でも、阪神大震災の資料 などがある施設に行ったことがあります。そこでは、震災が起きた時の再現映像が見れたり、震災直後のまちの様子を見ることができます。私は、そこの資料をみて、とても怖かったのを覚えています。もう、こんなことは二度と起こってほしくないと思います。
私も父や母の話を聞き、地震の恐ろしさを知りました。とても胸が痛みました。絶対に忘れてはいけない過去だと思うと同時に、今の日常が幸せなことだと思いました。しかし、目をそむけずに、少しでも知っていくことが必要だと思いました。母の話では、失うものもいっぱいあったけれど、近所の人たちとの助け合いの心が復興の力になったそうです。
テレビや新聞を見たり、いろんな人から話をきいた中で一つ、すごいなと思ったことがあります。それは、毎日、頭の上に靴を置いて寝ているという人のことです。この人は、地震がいつ起きても大丈夫なようにしているんだなと思いました。実際に経験したから、次に起こった時に被害が少しでも防げるようにできるんだなあと思いました。
震災が起きて16年が経ちますが、16年前の技術や対応で処理できなかったことも、今なら、助かる命もあるかもしれません。震災の経験が今の対策につながっているからです。ぼくは、トライやる・ウィークで水道局に行きましたが、震災が起きた時のことを生かしていろいろな工夫がしてあることを知りました。
ぼくは、地震に備えてできることは、非常バッグを作ることだと思います。地震はいつくるかわからないので、いつきてもいいようにすることが大切だと思います。また、近所の人とのつきあいも必要だと思います。一人じゃ出来ないことも、近所の人などと協力するとできると思うからです。
たとえば明日、大地震が起きたら、ぼくは何か自分にできることをしたいと思っていても実際に行動できるかわかりません。でも16年前は、みんなが誰かのために行動しました。すごいことだと思います。そんなことができたのは、家族や地域の人たちが、みんなを仲間だと思い、信頼していたからだと思います。
人の命というものは、なくなったら終わりではありません。亡くなった人の命が、生き残った人たちにどれほど大きな意味をのこしていくか、考えるだけで胸が痛くなります。震災を経験していない僕たちは「命の大切さと尊さ」を改めて考えるとともに、この恐ろしい震災を風化させずに、体験者の方から伝えられた震災から生まれた教訓や人との繋がりなどを大切に育て、また次の世代に伝えて行くことが、神戸の街の未来を、そして僕たちの未来をつくっていくと強く感じています。
平成23年1月17日
神戸市立湊中学校生徒会
■インフルエンザ感染防止のための学級閉鎖について
昨日、1年1組において10名のインフルエンザ及び、発熱等の風邪症状での欠席者が出ました。学校医、教育委員会と相談した結果、下記の通り学級閉鎖の措置をとることとしました。
*2月2日(水)~6日(日)の5日間
この間1年1組の生徒は、部活動も中止になります。
市内でも多くの小中学校で学級閉鎖が実施されていることが、新聞にも掲載されています。発熱等の症状が出たときには、早めに医療機関で受診ください。また、インフルエンザとの診断が出た場合には、学校にお知らせください。
健康管理について、ご協力をよろしくお願いいたします。