Q1
目が不自由とはどの程度のことを言うのですか?
A1
「両眼の矯正視力がおおむね0.3未満のもの又は視力以外の視機能障害が高度なもののうち、拡大鏡等の使用によっても通常の文字、図形等の視覚による認識が不可能又は著しく困難な程度のもの」(学校教育法施行令第22条)となっています。
Q2
盲学校ではどんな勉強をしているのですか
A2
幼小学部・中学部・高等部普通科では、普通校で教えている教科科目は全部やっています。さらに「自立活動」という授業があり、そこで点字の勉強や日常生活指導、歩行指導などの困難を克服する勉強をしています。 理療科では国家試験合格を目指し、理療に関する学習が中心となります。
Q3
神戸市立盲学校では、どんな人たちが勉強していますか?
A3
神戸市在住の3歳の幼児から、中途失明などで視覚に障害のある60歳くらいの人まで、いろいろな年齢の人たちが、将来の自立をめざして、明るく楽しい学校生活を過ごしています。
Q4
学費などは、どれくらいかかかりますか?
A4
入学金、授業料、教科書代は不要です。その他、就学奨励費により、学用品や給食費、通学費、校外学習費なども、家庭の収入の状況に応じて援助が受けられます。
Q5
通学については、何か特別の便がありますか?
A5
原則として、自立をめざすため、家から電車、バスなどでの自力通学を奨励していますが、中途失明で間のない方や、幼・小学部の通学困難な人のために、神戸市の東・西・北をまわる3台のスクールバスによる送迎もしています。(路線は毎年変更します。)
Q6
もよりの駅から学校までの通学路は歩きやすいですか?
A6
JR神戸駅からは約5分で歩道を通って来られます。また、高速神戸駅からは地下街を通り、約12分で来られます。共に、車の通りの少ない横断歩道を1カ所だけ渡ります。 詳しくは本校へのアクセスをご覧ください。
Q7
小・中・高校生で、目が見えにくくなったり、社会人になってから中途失明になった場合で、入学の希望があれば、どうしたらいいですか?
A7
まず、本校に電話で連絡してください。年中電話相談に応じています。ご希望があれば、学校見学もしていただけますし、くわしくご相談に応じます。また、入学前でも、点字の個別指導や白杖による歩行指導も考えていますので、お気軽にご相談ください。
Q8
学校の特徴としてはどんなことがありますか?
A8
昭和14年創立の伝統ある学校です。現校舎は昭和63年に建築され、ほぼ全館に冷暖房が設置され快適に勉強できます。また、屋内プール、エレベーターなどの施設設備があります。
Q9
弱視の人が勉強するのに、どんな手だてがありますか?
A9
基本的には
・ 「大きな文字を使用する」 →個に応じたサイズの拡大教科書やプリントを使用しています。
・ 「文字を近づける」 →書見台を使用します。
・ 「光学機器を使う」 →個に応じたルーペ(虫眼鏡)を使用します。
・ 「電子機器を使う」 →拡大読書器を使用する。 (プリントなどを大きく映し出します。文字を白黒反転する機能があるものもあり、テレビサイズのものと携帯できるサイズのものがあります。)等が考えられます。
Q10
盲学校で勉強しながら居住地や他の学校とのつながりをもつことはできますか?
A10
各児童が住んでいる校区の小学校との交流を行っています。更に、となりの小学校や保育園とも授業や行事交流をしています。また、中学部と高等部普通科は,松蔭高校と文化祭、体育会で行事の交流を行っています。
Q11
どんな学部や課程があり、どのような内容の学習をし、どのような資格が得られますか?
A11
このサイトのそれぞれの学部、学科のページをご覧になるか、または、直接学校へお電話ください。