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神戸市立長坂中学校いじめ防止基本方針 

はじめに

「いじめは、どの学校でも、どの学級にも、どの生徒にも起こりうる」という基本認識に立ち、本校の生徒が、楽しく心豊かな学校生活を送ることができる、いじめのない学校をつくるために「神戸市立長坂中学校いじめ防止基本方針」を策定した。

また、全教職員がいじめの撲滅に取り組み、校訓である「努力の人たれ、愛の人たれ」を構築し、推進していく。

本校における「いじめ防止のための基本的な姿勢」は、神戸市いじめ指導三原則に先駆けて長坂中学校で策定した「するを許さず されるを責めず第三者なし」を核としたものである。

具体的には

○生徒、教職員の人権感覚を高める。

○生徒と生徒、生徒と教員をはじめとする校内における温かな人間関係を築く。

○いじめを早期に発見し、適切な指導を行い、いじめ問題を早期に解決る。

○いじめの問題について保護者・地域そして関係機関との連携を深める。

の4つのポイントに重点を置いて取組みを進める。

1 「いじめ」とは・・・


「いじめ」とは、本校に在籍している生徒が、一定の人間関係にある者

から心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じて

いるもの。(インターネット、SNSを含む)

学校の内外を問わない。

本校では、「いじめ」を訴えてきた生徒の立場に立ち、この「いじめ」の定義に関わらず、その訴えを真摯に受け止め、生徒を守るという立場に立って事実関係を確かめ、対応に当たる。

2 本校の教職員の姿勢

・生徒一人一人が、自分の居場所を感じられるような学級経営に努め、生徒との信頼関係を深める。

・生徒が自己実現を図れるように、力のつく授業を日々行うことに努める。

・生徒の思いやりの心や命の大切さを育む道徳教育や学級指導の充実を図る。

・「いじめは決して許さない」という姿勢を教員がもっていることをさまざまな活動を通して生徒に示す。

・生徒一人一人の変化に気づく、鋭敏な感覚を持つように努める。

・生徒や保護者からの話を親身になって聞く姿勢を持つ。

「いじめ」の構造や、いじめ問題の対処等「いじめ問題」についての理解を深める。特に、自己の人権感覚を磨き、自己の言動を振り返るようにする。

・常に、生徒に寄り添い傾聴するという姿勢で教育活動にあたる。

・問題を抱え込まないで、管理職への報告や学年や同僚への協力を求める意識を持つ。

3 校内体制について

1)長坂中学校いじめ問題対策委員会を設置する。

構成は、校長、教頭、学年総務、生徒指導担当、児童生徒支援担当、養護教員、特別支援コーディネーター、スクールカウンセラーとする。

2)いじめ問題対策委員会の役割

・本校におけるいじめ防止等の取組みに関することや、相談内容の把握、生徒、保護者へのいじめ防止の啓発等に関することを行う。

・いじめの相談があった場合には、当該担任等を加え、事実関係の把握、関係生徒、保護者への対応等について協議して行う。なお、いじめに関する情報については、生徒の個人情報の取り扱いを十分に注意しながら、本校の教職員が共有するようにする。

・本校のいじめ対策についての取組みの検証と改善を行う。

4 いじめを未然に防止するために

<生徒に対して>

・生徒一人一人が認められ、お互いを大切にし合い、学級の一員として自覚できるような学級づくりを行う。また、学級や学校のルールを守るといった規範意識の醸成に努める。

・力のつく授業を行い、生徒に基礎・基本の定着を図るとともに学習に対する達成感・成就感を育てる。

・思いやりの心や生徒一人一人がかけがえのない存在であるといった命の大切さを道徳の授業や学級活動をはじめ、すべての教育活動を通して育てる。

・「いじめは決して許されないこと」という認識を、全ての生徒がもつようにさまざまな活動の中で指導する。

・見て見ないふりをすることは「いじめ」をしていることにつながることや「いじめ」を見たら、教職員や友だちに知らせたり、やめさせたりすることの大切さを指導する。その際、知らせることは決して悪いことではないことも合わせて指導する。

<学校全体として>

・全教育活動を通して、「いじめは絶対に許されない」という土壌をつくる。

・いじめに関するアンケート調査を年間2回以上実施し、結果から生徒の様子の変化などを教職員全体で共有する。

・いじめチェックリストを活用し、担任を中心に生徒の状況を複数の教員で観察する。

・スクールカウンセラーや養護教員を中心に教育相談体制の充実を図り、全教職員で生徒の心のケアにあたる。

・「いじめ問題」に関する校内研修を行い、「いじめ」について本校教職員の理解と実践力を深める。

・生徒会活動を中心に、生徒が自主的に「いじめ撲滅」を目指す取組みを進める。

・いつでも、誰にでも相談できる体制の充実を図る。

<保護者・地域に対して>

・生徒が発する変化のサインに気づいたら、すぐに学校に相談することの大切さを伝える。

・「いじめ問題」の解決には、学校・家庭・地域の連携を深めることが大切であることを各種保護者会、学校だより、ふれあい懇話会、地域での会合等で伝えて、理解と協力を得る。

・学校ホームページを積極的に活用し、生徒に配付したプリントの掲載や行事を中心に学校の様子を配信する。

・学校公開デーを年間2回以上実施し、日常の授業を公開することにより、保護者・地域の方々に学校の様子を見ていただく。

5 「いじめ」の早期発見について

・教育相談旬間を定期的に設定し、担任が生徒の悩みを相談できる時間を確保する。

・スクールダイアリーを活用し、担任と生徒が心を開き安心して相談できる関係づくりに努める。

・教員がチャンスカウンセリングを意識して行い、日常の生徒の様子を見守る。

・生徒の様子を担任はじめ多くの教員で見守り、気づいたことを共有する場を設ける。

・様子に変化が感じられる生徒には、積極的に声をかけ、安心感を持たせる。

・アンケート調査等を活用し、生徒の人間関係や学校生活等の悩み等の把握に努め、共に解決していこうとする姿勢を示して、生徒との信頼関係を深める。

・年度末に実施する学校アンケートを分析し、改善するべきところはすぐに対

処していく。

6 「いじめ」の早期対応について

・いじめに限らず、困った事や悩んでいることがあれば、誰にでも相談できることや相談することの大切さを生徒に伝えていく。

・いじめられている生徒や保護者からの訴えを、親身になって聞き、生徒の悩みや苦しみを受け止め、生徒を支え、いじめから守る姿勢をもって対応することを伝える。

・いじめに関する相談を受けた教員は、管理職に報告するとともに、いじめ問題対策委員会等を開き、校内で情報を共有する。

・学校として組織的な体制のもとに、事実関係の把握を行う。

・事実関係を正確に当該の保護者に伝え、学校・家庭の協力のもとに解決していく。

・再発を防止するため、いじめを受けた生徒・保護者への支援と、いじめを行った生徒への指導と保護者への支援を継続的に行う。

・状況によっては、教育委員会事務局、所轄警察署、少年サポートセンターと連携して対処する。

7 特別な支援を必要とする生徒への配慮

特別支援学級に在籍する生徒、もしくは通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする生徒に対する「いじめ」の未然防止・早期発見・早期対応には十分に配慮する。また、個々の生徒を尊重する教育の推進のため、特別支援学級と通常学級との交流を進める。

8 インターネットやソーシャルメディア利用によるいじめへの対応

・パソコンや携帯電話、スマートフォン等の利用に関して、マナーやルールづくり等について、保護者に協力を依頼する。

・インターネットやソーシャルメディアの特殊性による危険性について、最新の情報を把握して生徒や保護者に啓発する。

・情報モラル教育を積極的に進めるために、少年サポートセンターをはじめとする関係機関との連携を進める。

・インターネットやソーシャルメディア利用によるいじめを認知した場は、書き込みや画像の削除等の迅速な対応を図るとともに、事案によっては警察や法務局等の関係機関と連携して対応する。

9 保護者・地域との連携

・保護者、PTAの組織と連携し、また伊川谷中学校・長坂中学校区で組織しているINAすみれ応援団(神戸っ子応援団)等を活用した朝のあいさつ運動に取り組む。

・地域や校区内の小学校と連携して地域会議を開催し、地域・学校からいじめを撲滅するための取組みを進める。(いじめ防止小中地域会議を開催)

・PTAや地域の会合等で、学校でのいじめの現状や取組を発信するとともに、家庭や地域での協力・見守りを依頼する。

10 関係機関との連携

・インターネットやソーシャルメディアの特殊性による危険性をはじめ、情報モラル教育を積極的に進めるために、少年サポートセンターをはじめとする関係機関との連携を進める。

・犯罪行為等が認められるときには、警察や少年サポートセンター、法務局等と連携した対応をする

・その他、学校の指導だけでは十分な効果を上げることが困難な場合などには、積極的に連携を行う。

11 いじめ事案への対処について

・人権に配慮しながら事実関係を的確に確認し、指導の記録を残す。

・保護者に対して、事実について説明するとともに、今後二度と起こらないような体制について説明し理解を得る努力をする。

・いじめられた生徒を守るために、全教職員で情報を共有し、解決に向けて組織的に支援を行う。

・いじめた生徒へは、いじめは許さないという毅然とした指導を行い相手の思いや自己の行為を考えさせ、二度といじめを起こさない環境を構築する。

・教育委員会事務局に事実関係を報告する。

12 重大事態への対処

・重大事態が発生した際は、教育委員会事務局に迅速に報告する。

・教育委員会事務局の指示のもと、第三者からなる組織を設け調査する。

・重大事態が発生したことを真摯に受け止め、事実関係を把握し調査委員会に速やかに提出する。

・いじめを受けた生徒及び保護者に対しては、学校として説明責任があることを自覚し、真摯に情報を提供する。

13 その他

・学校評価においては、年度毎の取組みについて、生徒、保護者からのアンケート調査、教職員の評価を行い、その結果を公表し、次年度の取組の改善に生かす。

・この基本方針は本校の状況に応じて、長坂中学校いじめ問題対策委員会において点検・見直しをすすめ、適切に改訂を行う。

 H29.4.1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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