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こうべの歌 3
青葉茂れる桜井の
~桜井の訣別・楠公の歌~
落合直文 作詞  奥山朝恭 作曲
 
 

(1)
青葉茂れる桜井の
里のわたりの夕まぐれ
木(こ)の下陰(したかげ)に駒とめて
世の行く末をつくづくと
忍ぶ鎧(よろい)の袖の上(え)に
散るは涙かはた露か


(2)
正成涙を打ち払い
我子(わがこ)正行呼び寄せて
父は兵庫へ赴かん
彼方(かなた)の浦にて討死せん
いましはここまで来(きつ)れども
とくとく帰れ故郷(ふるさと)へ


(3)
父上いかにのたもうも
見捨てまつりてわれ一人
いかで帰らん帰られん
この正行は年こそは
未(いま)だ若けれ諸共に
御供(おんとも)仕えん死出の旅

(4)
いましをここより帰さんは
わが私(わたくし)の為ならず
己れ討死為さんには
世は尊氏の儘(まま)ならん
早く生い立ち大君に
仕えまつれよ国の為め

(5)
この一刀(ひとふり)は往(いに)し年
君の賜いし物なるぞ
この世の別れの形見にと
いましにこれを贈りてん
行けよ正行故郷へ
老いたる母の待ちまさん


(6)
共に見送り見返りて
別れを惜む折りからに
復(また)も降り来る五月雨の
空に聞こゆる時鳥(ほととぎす)
誰れか哀(あわれ)と聞かざらん
あわれ血に泣くその声を



敵軍襲來(7~8番)

遠く沖べを見渡せば
浮べる舟のそのかずは
幾千万ともしら波の
此方(こなた)をさして寄せて來ぬ
陸(くが)はいかにと眺むれば
味方は早くも破られて

須磨と明石の浦づたい
敵の旗のみ打ちなびく
吹く松風か白波か
よせくる波か松風か
響き響きて聞ゆなり
つづみのおとに鬨の声


湊川の奮戰(9~15番)

いかに正季われわれの
命す捨つべき時は來ぬ
死す時死なでながらへば
死するに勝る恥あらん
太刀の折れなんそれまでは
敵のことごと一方(かたえ)より

斬りてすてなん屠(ほう)りてん
進めすすめと言い言いて
駆け入るさまの勇ましや
右より敵のよせくるは
左の方(かた)へと薙ぎ払い
左の方よりよせくるは

右の方へとなぎ拂う
前よりよするその敵も
後よりするその敵も
見ては遁さじのがさじと
奮ひたたかふ右ひだり
とびくる矢数は雨あられ

君の御為(みため)と昨日今日
数多(あまた)の敵に当りしが
時いたらぬをいかにせん
心ばかりははやれども
刄は折れぬ矢はつきぬ
馬もたおれぬ強者(つわもの)も

かしこの家にたどりゆき
共に腹をば切りなんと
刀を杖に立ちあがる
身には数多の痛矢串
戸をおしあけて内に入り
共に鎧の紐とけば

緋おどしならぬくれないの
血汐したたる小手の上
心残りはあらずやと
兄のことばに弟は
これみなかねての覚悟なり
何か嘆かん今さらに

さはいえ悔し願わくは
七度(たび)この世に生れ来て
憎き敵をば滅ぼさん
さなりさなりとうなずきて
水泡(みなわ)ときえし同胞(はらから)の
心も淸き湊川
 
この曲は、南朝方の忠臣楠木正成父子の「桜井の別れ」を歌ったもの。湊川の決戦に赴く正成が、長男正行に生き延びて再起を期せと諭す情景を描いている。歌詞はこの「桜井の訣別」部分は六番までだが、その後の正成の湊川での奮戦の様子が歌われ、十五番までの「楠公の歌」として伝えられている。

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