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平成26年度 研究テーマ

 「だからすき! つたえあおうよ 音楽のたのしさを」

   だからすき・・・・・・・・・思いや意図をもって
   つたえあおうよ・・・・・・音や音楽を通した学びあい 人とのかかわり 自己の変容
   音楽のたのしさを・・・・創造的・主体的に楽しく学ぶ 楽しみ方を学ぶ
 

平成26年度 教育課程に関する調査 (神戸市教育委員会)

平成26年度 神戸市立小学校教育課程に関する調査

学習指導要領の趣旨に則った視点から全市小学校の教育課程を調査し、まとめたものです。

特に「考察と留意点」には神戸の教育の目指す方向性を示しています。

音楽科のみ抜粋しました。

 

 

(1)  年間指導計画

    作成上の工夫                      (複数回答・校数)

・学年間の系統性

148

・題材(教材)ごとに計画を立て、そのねらいを付記

118

・指導する領域(歌唱・器楽・創作・鑑賞)が分かるように明記

97

・評価規準を付記

50

    作成者                           (数字は校数)

・音楽専科が担当学年、それ以外を学年で作成

74

・全学年を音楽専科が作成

72

音楽専科が担当していない学年は、学年担当と音楽専科で相談して作成

11

・全学年を学年担当と音楽専科で相談して作成

10

    学習指導要領の趣旨を生かすための工夫          (複数回答・校数)

・共通事項について

138

・共通教材の指導の充実について

116

・我が国の伝統音楽について

92

・言語活動について

70

・音楽づくりについて

69


(2)  音楽専科が担当していない学級担任の音楽科の指導

(全学年音楽専科が担当している学校33校は省く)       (数字は校数)

・音楽専科と打ち合わせて学級担任が指導

53

・学級担任と音楽専科が複数で指導

41

・学級担任だけで指導

32

・その他(どの学年にも、専科が1時間のみ入る等)

 

 

(3)  我が国の伝統的な音楽の指導について、教科書以外に取り組んでいること

学年

題材名

指導内容

わらべうたメドレー

歌ったり合奏したり遊んだりする

こころのうた

歌詞に合わせて歌い方(強弱)や動作を工夫して歌遊びを楽しむ

はくにのってリズムをうとう

わらべうた

友達と一緒に歌ったり、身体表現したりする楽しさを感じ取る

郷土の音楽

一弦琴の音色に親しむ

ものがたりとおんがく

和太鼓やかね等の和楽器を使って、音楽物語を創る

日本の音楽に親しもう

お囃子の双方や特徴を感じ取る 身体表現

童歌・わらべ歌

簡単な旋律づくり

和の楽器

ことで旋律(さくらさくら)を演奏体験

日本の音楽に親しもう

旋律の音の動きとリズム 曲想にふさわしい歌い方

和の楽器

筝・和太鼓の演奏体験

わらべ歌

簡単な曲を琴でつくる リコーダー演奏

日本の音楽に親しもう

沖縄の音楽の鑑賞・歌唱・器楽演奏

和の楽器

筝・和太鼓・樽太鼓の演奏体験

須磨一弦琴

ゲストティーチャーから話を聞いて、演奏体験をする

○○太鼓

和太鼓や樽などによるアンサンブル

越天楽

鑑賞から歌唱・器楽の演奏

(4)  創作(音楽づくり)の指導について              (複数回答・校数)

・グループアンサンブルでの旋律(リズム)づくりや伴奏づくり

136

・作曲コンクールへの参加

65

・日本の五音音階を用いての旋律づくり

60

・物語を題材にした旋律(リズム)づくりや伴奏づくり

44

・童謡を題材にした旋律(リズム)づくりや伴奏づくり

18


 

 

 

考察と留意点

(年間指導計画作成上の工夫)

・指導する領域や題材のねらいを学年間の系統性に結び付け、段階的に学習の定着が図れるように工夫されている。

 

(学習指導要領に対する取組)

・「共通事項」を中心に置いた学習の展開が図られている。

・共通教材につては、旋律と歌詞の関係や日本語の美しさを味わわせ、また季節ごとの行事や動物、自然に優しいまなざしを向ける心を育てるために、発達段階に応じた教材の工夫をされたい。

 

(表現力の育成)

・音楽における表現力とは①「思考判断した家庭や結果を言語活動として表す力」と②「歌唱・器楽・創作で表す音楽表現力」とがある。大切なのは、児童が思いや意図をもって表現していくことである。楽譜から共通事項などの情報を読み取り曲想にふさわしい演奏や表現ができ、また工夫していく力を付けていくためには、発達段階に応じた各領域の関連性、系統性をもった題材の構成や教材の工夫を大切にされたい。

 

(音楽づくり)

・グループアンサンブルを取り入れた旋律・リズムづくりや伴奏づくり、また、物語を題材にした音づくりなど各校で工夫をこらした取組がなされている。

・音を音楽へと発展させる過程の中で言語活動を取り入れ、他社の意見を聞きながら思いや意図を自分のものにしていき、表現できるような活動を大切にされたい。

・即興演奏は、演奏の技量や出来が重要なのではなく「即興演奏ができる」ということが目標である。

 

(和楽器における小中連携)

・器楽領域において和楽器を取り扱う場合は、中学校との連携を図りながら、実施されたい。26年度貸出用の三味線80棹が中学校に整備されている。有効に活用されたい。

 

ブロック公開授業

 A:東灘・灘区 B:中央・兵庫・長田区 C:北・北神区 D:須磨・垂水区 E:西区 
 日時 ブロック 授業者 内容
 12月2日(火) B 学習展開 平野 田中正子 4年「2つの旋律の重なりを感じ取ろう」
 12月4日(木) A 発問  御影 森 真理子 2年「ようすをおもいうかべよう」
 12月9日(火) C 学習展開 桂木 留 佐江 5年「曲想を味わおう」
  D 学習展開 東須磨 先間 恵子 5年「曲想を味わおう」
  E 評価 美賀多台 新谷京子 4年「音の重なりを感じ取って」
 2月3日(火) A 評価 六甲 小林 薫子5年「日本と世界の音楽に親しもう」
  B 発問 雲中 若松 潤子5年「日本の音楽に親しもう]
  C 発問 有野東 玉眞 未穂 5年「曲想を味わおう」
  D 発問 東落合 四ツ辻芳美 2年「たがいの音をきこう」 
  E 学習展開 玉津第一 本郷隆彦 5年「曲想を味わおう」
  2月10日(火) A 学習展開 住吉 田頭 未佳 4年「音の重なりを感じ取ろう」
  B 評価 中央 橘 彩織 3年「音の重なりをかんじとろう」
  C 評価 広陵 倉橋 真実 2年「たがいの音をきこう」
 D 評価        高倉台 田中 尚美 3年「音の重なりをかんじとろう」
  E 発問 井吹の丘 山下 涼 3年「歌しにあった表げんをくふうしよう」
 

全日音研の成果と課題

<これまでの研究>
 *主題による題材構成の工夫
  ・明確な意図をもった指導と評価
  ・表現と鑑賞の関連性
  ・「感じる」→「考える」→「音楽表現する」
 *学びの環境づくり
   場の設定、活動形態・手立ての工夫
 *1年間(6年間)を見通した年間指導計画

<課題>
 ・表現のよさについて、子どもに考えさせたり価値付けたりする
  教師の働きかけや丁寧な教材研究
 ・ねらいが実現した子どもの姿の具体的なイメージをもって
  学習状況を見取り、次の手立てをどのように設定するか。
 ・6年間でどのように育てるか。(系統的な学習)
  
 

これからの研究内容


6年間の系統性を意識して学習展開発問評価について研究する。
題材を進める中で、実際の授業と児童の姿を通して研究する。

友達との学び合いを通して創造的・主体的に音楽にかかわっていく子供の姿を目指して
 学習展開の工夫 発問のあり方 評価のあり方
 感じる→考える→表現する
 流れを大切にした題材展開を工夫
 ●題材のゴールイメージを保持
 ●学習形態・教材・教具
              他  
 ●指導言(説明・発問・指示)の整理
 ●発問の役割や意図、タイミング
 ●子供同士をつなぐ言葉かけ
 ●学習ねらい達成のために
 ●子供の思考・判断・表現の活性化            
               他
 ●見取りと次の手立て
 ●評価規準の設定の仕方
 ●指導計画と評価規準
 ●評価方法・評価場面
              他
 教材研究=教材と向き合う(すべての領域および活動)
~教材そのものの価値、子供にとっての価値~

 ♪こんな授業を作っていきましょう~♪           
子供が思いや意図をもつ場がある。
 (思考・判断・表現)
 ・子供同士の学び合いの場がある。
 ・子供が創造的・主体的に楽しく学んでいる。
 
              ・PDCAサイクルが有効に機能している。
                Plan (明確なねらい・指導計画)
                Do   (指導実践)
                Check(指導過程での評価)
                Act  (次の手立て)
              ・ねらいや子供の実態に適した評価規準の設定

 
 

研究組織

全体で15グループ  (3課題)×(5ブロック)
  【学習展開】グループ【発問】グループ  【評価】グループ
 東灘区・灘区   
 中央区・兵庫区・長田区   
 北区・北神   
 須磨区・垂水区   
 西区   

 ●グループで低・中・高学年の授業研究を行う。(学年、領域および活動については、固定しない。)
 ●グループ内で1本を「ブロック公開」とする。(公開学年はブロックで調整。6月10日)
 ●ブロックで低・中・高学年の3本を公開できりようにする。(12月・2月(2回)計3回を予定)
 ●全市授業は行わない。
 

ようこそ!

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神戸市小学校
教育実践研修音楽グループ
(神小研音楽グループ)
 

教育実践研修音楽グループでは、神戸市小学校音楽専科教員を中心とした約200名が、音楽教育研究活動および関連事業の企画推進を行っています。
このホームページでは、神戸市立小学校のさまざまな音楽情報や、教育実践研修音楽グループの活動を掲載しています。