神戸の自然シリーズ8 神戸の蝶
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 78.キマダラセセリ /セセリチョウ科


 黒と橙黄色だけの特異な斑紋をもつ。雌は翅幅が横に広く丸味を帯び、地色がやや淡いが、これだけでは区別しにくい個体もある。

 神戸では低地から山地にかけて普通に見られる種類であるが、盛夏以外は低い山の方が多い。林の周辺やまばらな林の下生えで生活する。オカトラノオウツギなど多くの種類の花で吸蜜するが、湿地や汚物などにも来る。

 年2〜3回の発生、第1化は6月頃から、第2化は8月頃から出現するが、9〜10月にも見ることがあり、これは第3化と思われる。幼虫で越冬する。

 食草はススキチガヤ、オヒシバ、エノコログサ、チヂミザサ、ネザサなどイネ科の雑草やタケ類に広く見られるという。


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