神戸の自然シリーズ20 神戸の淡水魚 原著
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1.清流を好む魚

1.アマゴ
(サケ科)

 神戸市内にも、アマゴがすんでいる。

 川の上流にすむこの魚は釣りの対象として、食用として好まれ、各地でさかんに放流されている。神戸市内のアマゴも放流され、その一部が定着したものである。アマゴは、川で一生をすごすが、幼期に海へ下る降海型のサツキマスとは区別される。

 体側中央にパーマークがあり、黒い斑点とともにあざやかな赤い点が散らばってついている。

 ふだんは、の石の下などにかくれていて、昼間、水面に落ちたり、流れてくる昆虫などを水面近くですばやくとらえて食べる。 全長は1年で13〜17cm、2年で20cmぐらいになり成魚となる。産卵期は10〜11月である。食用では、塩焼きが特に美味である。

 神奈川県以西の本州太平洋側から四国、、九州に分布する。

 神戸市内のアマゴ放流は、住吉川、生田川で行われている。

 住吉川の上流に放流されたものは、この川に定着している。

 生田川では市が原付近で見かけたことがあるが、定着しているかどうかはわからない。

 アマゴのすむ場所は、かつて新聞に公表されたが、その直後、心ない人によって取り尽くされてしまったことがあった。そのため、清流で泳ぐアマゴの姿の美しさは市民にも広く紹介したいが、この本でも、正確な地点は伏せておきたい。


Salmo (Oncorlynchus) masou macrostomus GUNTHER
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