神戸の自然シリーズ20 神戸の淡水魚 原著
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2.平瀬を好む魚

8.オイカワ
(コイ科)

 北海道を除く、日本の各地に広くすんでいる。河川の中・下流にすむが、湖や沼にもすむ。河川工事で生息に都合のいい平瀬がふえつつあり、それにつれて分布も広がっている。

 藻類や、流れてくる昆虫などを待ちぶせて食べる。全長8〜16cmになり、雄は産卵期(5〜8月)にはみごとな婚姻色を示し、しり鰭(びれ)が長く、雌とは一見して区別できる。活発に動き回り、水槽で飼育すると酸素欠乏で死ぬことがよくある。エアーレイションは強めの方がよい。

 釣りの好対象魚で、雑魚釣り、冬季の寒バエ釣りと人気が高い。

 神戸市内のほとんどの河川にすんでいる。比較的開けた場所を好むが、生田川では山あいの深い渓流にもすんでいる。


Zacco platypus (TEMMINCK et SCHLEGEL)
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