神戸の自然シリーズ20 神戸の淡水魚 原著
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13.ハゲギギ (ギギ科)

 ふだんは岩かげや石の下にひそんでいるが、小魚やエビが近づくとさっと泳いでいって食べてしまう。水槽内では、自分と同じぐらいの大きさの魚をおそって殺してしまうこわいナマズである。

 背びれ、胸びれの棘は大きく、触れると刺される。刺されると激しい痛みを味わうことになるので釣った時は気をつけたい。

 胸びれの棘と基底部の骨をすりあわせてギキッと大きな音を出すことがある。

 湖や河川の中流域にすむ。産卵期は5〜8月で石の下面や石垣の中に産卵する。夜行性、全長25cmになる。

 食用にされ煮つけや天ぷらにすると美味である。

 静岡県以西の本州と四国に分布する。

 神戸市内では、明石川、淡河川、武庫川などに広く生息する。

 食物連鎖の頂点に立つ魚でオオクチバスも近くにすむが、どちらかというとオオクチバスは流れのゆるやかな所、ハゲギギは流れのある所を好む。大型のハゲギギの棘にはオオクチバスとても脅威(きょうい)であろう。


Pseudobagrus (Pelteobagrus) fulvidraco (RICHARDSON
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