神戸の自然シリーズ20 神戸の淡水魚 原著
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(ヨシノボリの続き)
■ヨシノボリの型

 ヨシノボリは流域によるすみ分け、体の斑紋などに違いがあり、いろいろな型に分けられている。将来は別の種にされる可能性もある。

横斑型(おうはんがた)
下流の平瀬に多くすみ、ほおに赤色のミミズ状斑がある。産卵期に雌の腹は輝青色をしていてわかりやすい。
 
黒色型
 河川の中流のに多くすみ、雌雄ともにほおに赤い小点が散在する。雌の胸びれの基部には黒色の三日月状の帯がみられる。
 
るり型
河川の上流から下流まで広くすむ。早瀬を好む。ほおに美しいるり小斑をもち体側にもあらわれることがある。太平洋側の半島の先の方に集中して生息する。
 
黒色大型
河川の中流・上流にすみ、早瀬を好む。ほおには模様がない。胸びれ基部に菱型の斑紋が一個ある。
 
橙色型
湖沼には陸封されたものから両側回遊をするものまである。体側は雌は斑がみとめられるが、雄では黒味が強くはっきりしない。ほおは無斑でおもに灰かっ色である。小さな川やため池などにすむ橙色型は体側の斑紋はさらに分かりにくい。矮小化(わいしょうか)したもの(偽橙色型)も多い。神戸市内のヨシノボリはこの型である。
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