神戸の自然シリーズ20 神戸の淡水魚 原著
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18.タモロコ (コイ科)

 雑魚取りにいくとフナやモツゴとともによくとれるのがこのタモロコである。

 川の下流や池・用水路など、水の濁った流れのゆるやかな所にすんでいる。口もとにはひげがあり、側線のやや上の方にはっきりしない暗いのすじが尾にむかってのびており、うすい褐色の斑点が散在している。全長7〜8cmで産卵期は4〜7月。砂底や、表面近くの水草などに産みつける。プランクトンからイトミミズ、水草や藻類まで好き嫌いなく食べる雑食性である。

 ホンモロコに似るが体がやや太く丸味をおびてずんぐりしている。タモロコを採集するにはふつうは釣りあげたり、手網ですくったりするが、モンドリを仕掛けてもよい。田にすむモロコの意味でタモロコと呼ばれる。

 静岡県と新潟県以西の本州、四国、九州に分布する。



 タモロコは西区の明石川やその付近の池にふつうに生息する。水のよどんだ川でフナとともにその影がはしるのをよく見ることがある。
 明石川




Gnathopogon elongatus elongatus (TEMMINICK et SCHLEGEL
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