神戸の自然シリーズ20 神戸の淡水魚 原著
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22.ギンブナ (コイ科)

 魚といえばフナ、フナといえばこの魚を指すぐらいポピュラーなのがこのギンブナである。全国の河川、池、湖などに広くすんでいる。この魚が小川にあらわれると春を実感するようになる。

 全長15〜20cm程度である。産卵期は3〜6月であるが、この産卵のし方がかわっている。雄の数が極端に少なく、ほとんど雌ばかりであって、コイ・ドジョウなど他種の精子を刺激剤として、人工処女生殖を起こさせることができるらしい。しかも生れた稚魚はギンブナそのものになる。

 天然でも多くの個体は処女生殖をしているらしい。

 食用では煮びたし甘露煮などとされる。

長田区の池

池などの水面に浮いている
木材に産みつけられた卵。

 神戸市内の各地の川や池に普通に生息している。

 平野部に多いが、山あいの池にもすんでいる。

 釣りの対象にされる。


Corassius gibelio langsdorfi (VALENCIENNES
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