神戸の自然シリーズ18 神戸の身近な生き物地図
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■メダカ

数が少なくなったメダカ

群れを作って泳ぐ

カダヤシの雄

メダカ
 体長3〜4cmほど、背びれは尾びれに近い位置にあります。雄は背びれに大きな切れこみがあり、尻びれは平行四辺形のような形で大きいのです。雌の背びれは雄ほど大きくなく、切れこみはありませんし、尻びれも雄より小さく三角形のようです。体色は黄褐色で背中に黒い線があります。春から夏にかけて卵をうみます。卵は、しばらく雌の腹に、かたまりとなって付着していますが、やがて水草などに、うみつけられます。

 沼やため池、小さな川などに、群れをつくって生息しています。餌はボウフラ・ミジンコ・藻などで1〜2年生きます。

 本州から沖縄まで分布しています。


少なくなったメダカさん
 水質汚染、宅地化、河川改修などで、すみよい環境がなくなったのでしょう。しかし、これまで市内のどこにでもいると思っていたメダカが、めっきり少なくなっています。西区、北区、垂水区の池や流れのゆるやかな川に残っているようです。東灘区をはじめ旧市内での分布は、オイカワやカワムツなど稚魚を見間違えた報告ではないでしょうか。カダヤシというメダカに似た魚がポウフラ駆除のため輸入されたが、神戸では、あまり残っていないようです。この魚ならドブ川でも生息できます。

 メダカは体の色をかえる名手で黒っぼい容器に入れると黒っぽく、白い容器に移しかえると黒い色が、だんだんうすくなり30秒ぐらいで色を変えます。流れのゆるやかな小川にすむメダカたちは、いつも流れに頭をむけて泳いでいます。たらいにいれて、自由に泳がせますと、ばらばらに泳ぎますが、流れをつくると、いっせいに流れにむかって泳ぎだします。


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