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| 1.野鳥の多い高取山 |
| 長田区 高取神社 |

高取山は野鳥の渡りのコースにもなっており、神戸では野鳥の多い山地である。 |
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山上の高取神社
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国鉄鷹取駅から新長田駅の間、すぐ北側になだらかなすそのにそって緑豊かな陵線をもつ山を見ることができます。この山が高取神社のある高取山です。よく見ると、うす茶の地膚があらわれている頂上とそこにあるお社、そして、お社まで続く長い階段が目に入ります。
昔は、マツが、うっそうと茂るうす暗い森だったそうですが、妙法寺の西側から高取山頂上にかけて何回かの山火事で、マツがほとんど焼け、頂上付近は、地層を見せる山になってしまったそうです。その後、付近の住民が協力し合ってサクラやナラなどを植樹していき、今のように緑を回復することができたそうです。高取神社へは、五位の池、丸山、明泉寺、須磨などこの山に接するあらゆる所から容易に行くことができます。六甲縦走コースの休けい地点にもあたり、健康づくり、体力づくりの一環として早朝登山をする人々が数多く見られます。登山や神社への参拝だけでなく、付近の学校の運動クラブのジョギングなどにも利用され、一日中、人が途絶えることがありません。参道には、数軒の茶店や小さな広場がいくつかあり、市街地に近いこともあって市民に非常に親しまれる山になっているのです。
参道の木々には、名札がつけられており、サクラの並木やヤマフジ、イロハモミジ、サザンカなどが、それぞれの季節に色をそえています。その中でも大木にあたるのが、五位の池から登る参道のタイサンボク、イチョウ、それより少し登った所にあるアキニレです。山道を深くわけいって行くと上記の木々が目につきます。下生えには、ネザサが多く、丸山方面からの山道にはニセアカシア、高取神社の西の山なみ妙法寺側の荒熊神社への道には、植樹されたギンヨウアカシアの並木になっています。長い年月を経て自然に生育してきた樹木と植樹された木々が、つまく調和し、どの年代層にでも応じたふれあいができます。
また、高取山のすそのにあるこんもりとした森をもった禅昌寺も、人々との生活に深いかかわりをもっています。
高取山は野鳥の渡りのコースになっている関係で、神戸では野鳥の多い山です(98ページ参照)。
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