神戸の自然シリーズ3 神戸のシダ
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専門的な用語の解説

 神戸の自然シリーズ「神戸の社寺林を歩く」原著に登場する専門的な言葉を解説しました.


言葉 読み方 意味
亜高木・亜高木層 あこうぼく 森林を高さに沿って水平に区分したとき,最上部で,10mを越える最も高い木,またそれがある領域.
招霊 おきたま 霊を迎えるという意味.
皆木調査 かいぼくちょうさ 一定区域内の木を1本1本すべて調べる調査のこと.
殻斗 かくと どんぐりにおいては,いわゆるぼうしのこと.
仮種皮 かしゅひ 種子の表面をおおっている,種皮とは異なる特殊な付属物のこと.
極相林 きょくそうりん 森林は,長年月たつと,その地域の気候条件に最も適応した樹種が中心となって安定し,長期にわたってその状態が続く.このような状態に達した森林のこと.
鋸歯 きょし へんぺいな葉の縁につくノコギリ状のきざきざのこと.
宮司 ぐうじ 神社の長である神官.
原生林 げんせいりん 山火事や伐採によって失われたことのない自然の森林.
甲虫類 こうちゅうるい 前バネが固くなった昆虫の類で,カブトムシ,クワガタムシ,カナブン,カミキリムシ,オトシブミ,テントウムシなどが代表的な昆虫である.
高木・高木層 こうぼくそう 森林を高さに沿って水平に区分したとき,5mから10m前後までの高さを持つ,アカメガシワ,ソヨゴ,タカノツメなどの木,またはそれがある領域.
社叢 しゃそう 神社などの草木が生えている場所を指す言葉.
樹冠図 じゅかんず 森林の樹木の枝の張り方を地面に投影した平面図のこと.
照葉樹 しょうようじゅ 常緑広葉樹のこと.照葉樹林とは照葉樹を優占種とする樹林.クスノキ・シイ・ツバキなどで,葉は革質で光沢があるような樹種.
常緑 じょうりょく 冬になっても緑の葉をつけていること.
僧坊 そうぼう 寺院内の,僧がすむ場所・建物.
草本・草本層 そうほん 森林を高さに沿って水平に区分したとき,地面すれすれの高さの木の芽生えや草などのこのと,またそてが生えている領域.
側根 そくこん 主根から横にのびる根のこと.
鎮守 ちんじゅ 地元の神をしずめて,国・城・寺院・村などを守護する神のこと.
ツルグレン装置 つるぐれんそうち 土壌中の小動物を集めるための装置.ろうとのような入れ物に土や落ち葉の混合物を入れ上から光で照らす.すると,光を好まない小動物が下の穴から落ちる.それを集める方法.
低木・低木層 ていぼく 森林を高さに沿って水平に区分したとき,人の高さからせいぜい5mくらいまでの,ツツジ,ネズミモチ,ヒサカキなどの木,またそれがある領域.
堂宇 どうう 堂の建物のことをさす.
二次林 にじりん 原生林が伐採や災害によって消失した後,自然または人為的に再生した森林のこと.
板根 ばんこん 板状になって地上に露出した側根のことをいう.
文久年間 ぶんきゅうねんかん 文久とは年号のことで,1861.2.19-1864.2.20まで.
分水嶺 ぶんすいれい 山の稜線で,そこを境に水が両側へ分かれて流れるような筋.
方形区 ほうけいく 生物調査のために設定された一定の大きさの正方形の場所.
放線菌 ほうせんきん カビ様の細菌で,糸状の菌糸が放射状に伸びる.土の中をはじめとして,自然界に広く見られる.
毎木調査 まいぼくちょうさ 一定区域内の木を1本1本すべて調べる調査のこと.
葉柄 ようへい 葉身(葉の平たい部分)と茎をつなぐ柄の部分.
落葉 らくよう 冬に葉を落とすこと.
留鳥 りゅうちょう 季節によって移動することなく,一年中ほぼ一定の地域にすむ鳥.スズメやカラスがこれにあたる.
林床 りんしょう 森林の最下部.
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