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| 22.オオカワトンボ Mnais nawai / = Mnais pruinosa nawai |
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| 写真2-30.オオカワトンボ.北区淡河町.1990.5.14. オスの静止. |
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分布:兵庫県下では各河川にふつうにみられるトンボですが,神戸では生息している河川は限られています.記録には,北区道場町(有野川),八多町(屏風川),淡河町(淡河川・鳴川),山田町(新湊川源流),山田町(丸山川・山田川),西区押部谷町(明石川),垂水区名谷町(福田川源流)などがあります.
神戸市ではハグロトンボとともに河川のやや中流よりのところに生息する種です.卵を産むところであり,幼虫の生息場所であり,さらに羽化場所であるヨシなどの植物が根こそぎ刈り取られるような改修がなされてしまうと,その水域からすがたを消します.現在の神戸でいちばん絶滅が考えられるのは,このような河川中流域にすみ,植物に産卵をする種でしょう.記録にある福田川源流の「多数」というのが今ではうそのようです.
生態:淡河川での観察によれば,4月の中旬に羽化し,いったん川からはなれるようです.川からはなれた成虫は付近の田んぼの土手に沿って農道を山の方に入っていくようです.5月の中旬になると羽化した場所に多数が集まり生殖活動をします.単独植物組織内産卵をおこないます.
形態:腹長40〜50mm.オオカワトンボにはいくつかの型がありますが,神戸で発見されるのは,今のところすべてナワイ型forma nawaiといわれる,一部不透明な斑紋のある茶かっ色の翅のオスと,淡いだいだい色に色づいた翅をもつメスだけです.
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