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| 28.アオサナエ Nihonogomphus viridis |
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| 写真2-39.アオサナエ.北区淡河町.1991.6.15. オスの静止. |
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分布:神戸では非常に数が少ないサナエトンボです.幼虫は河川の中流域の流れのある砂地に生息しています.武庫川,船坂川と淡河川の限られたポイントでみつかります.武庫川ではホンサナエに混じってみいだされます.記録は北区道場町,淡河町,山田町などです.
生態:成虫の観察例が少ないので神戸での生態はあまりはっきりしませんが,5月から7月にかけて川の流れの中の石や,岸辺の地面の上などに止まっているのが観察されます.4月の中旬に道場町で終齢幼虫を一度に12頭採集したことがあります.その後何度か通いましたが,日を追って採集される幼虫の数が減り,これらの個体はその場所では結局羽化しませんでした.このトンボの幼虫はよく泳ぐので,羽化前にあちこちへ移動しているのかもしれません.メスは流れの上で停止飛翔産卵をおこない,小卵塊を水の上に落とします.
形態:腹長37〜43mm.その独特の色彩から他種とみまちがうことはありません.
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