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| 35.オジロサナエ Stylogomphus suzukii |
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| 写真2-48.オジロサナエ.北区道場町.1991.6.28. 羽化直後のメス. |
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分布:北区を中心とした河川の上流から中流に生息しています.幼虫は簡単につかまえることができるのですが,成虫のすがたをみることが意外と難しく,分布記録は多くが幼虫によるものです.記録は,北区道場町,有野町,淡河町,山田町,中央区葺合町,灘区六甲山町,東灘区住吉山手,本山町などがあります.
生態:道場町での観察によると,6月の下旬に羽化をはじめるようで,オナガサナエと羽化の時期が重なっています.羽化時期に川を歩くと,はあちこちで羽化した個体が飛び立つすがたを目にできます.しかし,成熟した成虫はあまり多くみかけることがありません.これは,本種が樹上生活をしているためではないかと思われます.というのは,ときどきオスが流れの石の上に止まっていることはありますが,筆者の採集例のほとんどが樹木の葉上に止まっている個体だからです.幼虫は渓流の落ち葉がたまっているようなところにもぐり込んでいることが多いので,そういうところをすくうと簡単に採集できます.
形態:腹長30〜32mm.胸の側面の黒条がY字形をした小型のかれんなサナエトンボで,神戸では他種とみまちがうことはありません.
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