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| 44.ネアカヨシヤンマ Aeschnophlebia anisoptera |
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| 写真2-57.ネアカヨシヤンマ.三重県南勢町.1997.8.3. オスの静止.(新村捷介氏撮影). |
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分布:神戸では観察例の非常に少ないヤンマです.市内ではまだ幼虫や羽化殻が採集されていません.記録は,北区山田町,西区櫨谷町,伊川谷町,長田区鹿松町などです.
藍那では毎年少数がみられ,1991年8月24日には小さなかんがい用ため池で枯れ草に単独で産卵するのが観察されたといいます(北川弘美氏私信).同年8月23日には筆者が伊川谷町布施畑で黄昏飛翔をするのをみています.伊川谷町長坂では1993年7月31日に成虫5〜6頭が群飛するのが高畑正氏らによって目撃,採集確認されています(大嶋範行氏私信).おとなりの明石公園では,1991年8月27日に多数の成虫が黄昏飛翔をしているのをオスメスあわせて5頭採集したことがあります.1994年の干ばつと1995年の地震による各地のため池まわりの改修などが影響しているのか,1994〜5年を境にみつけにくくなっているようです.神戸では決まった場所でみられるというよりは,あちこちを転々としながら世代をつないでいるように思われます.
生態:7月上旬に若い成熟した個体がみられることから,羽化は6月中旬ころに始まるものと思われます.黄昏飛翔性が強く,夕方に谷筋でヤブヤンマなどと混じって摂食しているすがたがみられます.市外の産地では,放置されて植物が茂り埋まりかけた池や,林の際のうすぐらい水たまりなどで幼虫がみつかります.単独で朽ち木などに産卵します.
形態:腹長48〜56mm.アオヤンマのようにオスメスとも腹部がずんどうで,写真とくらべればみまちがうことはありません.
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