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| 48.オオルリボシヤンマ Aeshna nigroflava |
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| 写真2-61.オオルリボシヤンマ.灘区摩耶山町.1997.8.30. 単独植物組織内静止産卵. |
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分布:六甲山系には多産する寒冷地のヤンマです.六甲山に点在する池沼や,植物園内の池などにもそのすがたがみられます.また晩夏から秋には低地でもみられます.北区有野町,有馬町,山田町,山の街,西区伊川谷町,櫨谷町,須磨区多井畑,妙法寺町,長田区鹿松町,中央区神戸港地方,葺合町,灘区六甲山町,摩耶山町,青谷,東灘区岡本,本山町などの記録があります.このうち,標高90mの櫨谷町で幼虫を採集しています.
生態:ふつう7月から8月下旬にかけて羽化をするようで,8〜10月に池をパトロールするオスがみられます.8月の下旬になると,摩耶山頂のあじさい池など,植物の生い茂ったところにはたくさんのメスが産卵にやってきます.浮葉植物の水中内にある茎の部分に産卵するのをよくみますが,ときには水面上の樹皮に産卵することがあります.
形態:腹長57〜68mm.ルリボシヤンマとにています.オスは慣れればすぐにみわけられるようになりますが,メスは簡単ではありません.メスには,腹部の明るい斑点部分が水色のものと淡緑色のものがあります.胸側の前の方の淡色条の上端が後ろに幅広く延長しているのが本種で,少しだけなのがルリボシヤンマです.
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