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| 51.クロスジギンヤンマ Anax nigrofasciatus nigrofasciatus |
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| 写真2-66.クロスジギンヤンマ.芦屋市黒越谷.1989.5.27. 単独植物組織内産卵.(近藤祥子氏撮影). |
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分布:ギンヤンマほどではないですが,やはり市内の各地でみられるヤンマです.記録は北区道場町,淡河町,山田町,山の街,西区押部谷町,玉津町,櫨谷町,伊川谷町,垂水区名谷町,須磨区妙法寺町,多井畑,友が丘,車,長田区鹿松町,灘区六甲山町,摩耶山町,東灘区岡本,本山町,深江北町などがあります.
生態:春早くに現れるヤンマです.羽化は4月下旬にははじまり,5月中には終わってしまいます.5〜6月にかけて池の周囲をパトロールするオスのすがたをみることができます.ギンヤンマより樹林におおわれた暗いところを好むように感じられます.平地では夏がくる前に産卵を終え,その年の間に終齢幼虫にまで生長して冬を越し,翌春羽化する一年一化の生活史を送っています.夏までにはほとんどすがたをみることができなくなってしまいますが,少数が8〜9月にも採集されています.筆者のおそい観察記録は,9月13日というのがあります.これらの個体のなかには新鮮なものがふくまれていて,その生活史がどのようになっているのかはまだ解明されていません.とくに六甲山の標高の高いところではよくみられます.単独植物組織内産卵をおこないます.
形態:腹長46〜55mm.ギンヤンマににていますが,胸の横に黒いスジが2本あり区別できます.オスでは腹部第2,3節に広い青色部分があり,それより先は純黒の地に水色の斑点があります.メスは腹部全体に黒かっ色の地に黄〜黄緑色の斑紋があります.ギンヤンマとの交雑と考えられる,通称スジボソギンヤンマが玉津町で二宗誠治氏によって,採集されています.
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