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| 60.ハラビロトンボ Lyriothemis pachygastra |
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| 写真2-76.ハラビロトンボ.西区伊川谷町.1991.6.5. メスの静止. |
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分布:市内の丘陵地や平地にみられます.記録は,北区道場町,淡河町,山田町,鈴蘭台西口,西区押部谷町,玉津町,櫨谷町,伊川谷町,垂水区多聞町,舞子墓地公園,名谷町,須磨区白川,多井畑などがあります.
生態:神戸では4月の下旬には羽化しています.神戸以外の記録では,9月下旬ころまでみられるようですが,筆者は神戸市内では8,9月にそのすがたをみていません.幼虫は,浅く,泥が底にたまっているような池や湿田に多くみられます.水田の横の泥状になったようなところでも生活しています.伊川谷町前開では,池の埋め立て途中にできた小さな水たまりに数多くのオスが集まっていたのをみています.打水産卵をおこないます.
形態:腹長19〜24mm.とくにメスの腹部の横幅が広いので,このようによばれています.オスは未熟なときはメスと同じように黄色の地に褐色の斑紋がありますが,成熟してくると,黒っぽい色から青灰色の粉を帯びるようになります.前額の背面が金藍色に光っており,神戸では大きさと形態から他の種とみまちがえることはありません.
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