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| 64.ヨツボシトンボ Libellula quadrimaculata asahinai |
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| 写真2-80.ヨツボシトンボ.西区櫨谷町.1992.5.12. オスの静止.(岡泉州氏撮影). |
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分布:神戸では各地でふつうにみられるトンボです.ただし,最近は西区や北区でも数が減りつつあるように感じます.記録は,北区道場町,八多町,淡河町,山田町,鈴蘭台,西区押部谷町,櫨谷町,伊川谷町,垂水区多聞町,名谷町,美山台,塩屋台,塩屋町,須磨区多井畑,妙法寺町,車,長田区花山町,灘区六甲山町,摩耶山町,東灘区岡本などがあります.
生態:羽化は4月の下旬ころから始まり,5月の中旬ころにたくさんの成虫が生息地の池でみられます.同属のベッコウトンボより少しおくれてピークをむかえるようです.7月の中旬ころまで生き残った成虫をみることがありますが,盛夏にはすがたを消してしまっています.幼虫はヨシなどの植物の沈積物がたい積しているところにひそんでいます.3月ころに幼虫をすくってみると,終齢とその1齢前の亜終齢幼虫がいます.幼虫をすくい続けてみると,両方がその春に羽化してしまうことがわかりますが,この成長のおそい幼虫の存在が羽化の時期に幅を持たせ,成虫の出現期間を同属のベッコウトンボより長くしている原因であるように思えます.メスは単独で打水産卵をします.
形態:腹長23〜29mm.体色では類似する種類がなく,簡単にみわけることができます.本種には翅の結節付近に斑点がありますが,まれに縁紋あたりにもうすい斑紋が出るプラエヌビラ型forma praenubilaとよばれる個体があります.山田町のある地域ではとくに出現頻度が高いようで,松本健嗣氏も「山田町内でしばしば見ている」と記しています.
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