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上 ヒツジグサ
社町五所谷
1984.8.
下 スイレン
播磨町
1984.8. |
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4.ヒツジグサ
山あいの木々にかこまれた静閑な池に、白く咲くヒツジグサの花は、実に見事で、都市公園の池や、社寺の庭園に見るスイレンとはちがった落ち着きを感じさせる。
日本の在来種で、外来の園芸品種の温帯スイレンや熱帯性スイレンに比べて、花は小さく、はでさはない。
水面一面に咲くようすはみものであるが、正午ごろから開きはじめ未の刻(午後2時)ごろ全開し、午後4時ごろから閉じはじめる。花期は長く、6〜10月である。葉はスイレンに比べて小さく、質も薄い。多年草で、根茎で越冬する。根茎は横にのびず、現状で長い根を土中深くおろしている。
かつて岩岡町や神出町の池にも生育していたようであるが、現在はなく、社町、三木市など北部地方や六甲山地の池沼に広く分布している。
スイレンは野生化したものを各地で見ることができたが、それらは人によって、運び込まれたもので自生しているものではない。
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