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| セキショウモ |
上:稲葉町1983.8.
下:稲美町1983.8. |
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28.セキショウモ
トチカガミ科の多年草。走出茎が泥中を横にはい、先に株をつくる。葉はすべて根生し、扁平で、線形、長さ30〜70cm、幅4〜9mm、上部の縁にまばらに細かいきょ歯がある。雌雄異株で花は8〜10月に咲く。雌花は花びらがなく、がく片3、だ円形、長さ3mm、柱頭は3個で先がそれぞれ2裂する。花茎(苞鞘の柄)は細長く、水深に応じて伸ばし、雌花を水面に浮かべる。苞鞘は円筒形。開花後、花茎はらせん状にねじれて水中に引きこむ。
雄花の花茎は短く、2〜3cm。苞鞘は卵形で長さ約1cm、内に多数の小さな雄花をつけ、それが離れて水面に浮き上がり、白色の花粉を多数放出する。水媒花で、花粉は水に流され、雌花にとどき、受粉する。
各地の池に群生する。花期におとずれると雄花で水面が白く見えるほどである。
セキショウモはセキショウ(サトイモ科ショウブ属)の葉に似ていることから名づけられた。
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