神戸の自然シリーズ14 神戸の水生植物
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ガマ 西区伊川谷町 1984.7.

52.ガマ

 池や河原の周辺にガマの穂を見ることは、ごくふつうで、すぐに生育地がわかる。しかし、よく見るとこの地域にはヒメガマがふつうに分布し、ガマが少ないことに気づいた。ガマとヒメガマは穂の上部の特徴で判別できる。ガマ類は雌花群(あとに残る穂の部分)の上部に雄花群をつけ、その間に柄のないのがガマ、コガマで、数cmの長さの柄のあるのがヒメガマである。そのため、雄花群のなくなった穂を見たとき、穂の上部の柄が全て褐色であればガマかコガマ、上部の柄に緑色の部分が残っておればヒメガマである。
 ガマはヒメガマより葉の幅も大きく、色もやや濃い、2種の混生している池では、識別しやすい。
 コガマは今回の調査では分布を確認できなかった。

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