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専門的な用語の解説



言葉 読み方 意味
悪食家 あくじきか 普通には食べないようなものを食べる人。
アシ原 あしはら 一面に、イネ科の多年生植物のアシが生えている所。
亜種 あしゅ 生物の系統分類で、種の下の段階の仲間分け。同じ特徴を持ち、ある決まった地域にすむ集団をいうが、亜種と種の区別は明確でない。
荒田 あらた 荒れた田地。荒廃して耕作にたえない田
育雛 いくすう かえって間もない小さな鳥の子を育てること。
海鳥 うみどり カモメなどもっぱら海洋で生活する鳥。海上を飛翔したり海面に浮遊したりしている鳥。
落穂 おちぼ 長い花軸のまわりに花や実が群がりついたものが落ちたもの。イネやススキなどがある。
風切羽 かぜきりばね 羽の部分の名称。翼の各部名称参照。初列、次列、三列の三つに分けられる。
滑翔 かっしょう 空をすべるように水平に、または上昇して飛ぶこと。
擬傷 ぎしょう 自分が傷ついてもがき苦しんでいるようすを演じ、敵の注意を自分に引きつけさせて、卵や雛と反対の方向へ敵を導こうとする必死の演技
旧北区 きゅうほっく 世界の鳥の分布はいくつかの区に分けられる。日本はこの地域に含まれ、われわれが日常見ている鳥は旧北区の鳥である。
休耕田 きゅうこうでん 田畑で耕作を一時やめていること。
ぐぜり ぐぜり 完全なさえずりでまではいかず、弱く小声で鳴くこと。しばしば、他の種の鳥の声に似せて、さえずりの時期以外に鳴く。
くちばし 鳥の口の上下のふちが、細長く突き出て固くなっている部分。
高標地 こうひょうち 標高(平均海面から測った高さ)の高い場所。
混交樹林 こんこうじゅりん 二種以上の樹林から成る森林。
囀る・さえずり さえずる・さえずり 小鳥がしきりに鳴き続けること。
残飯 ざんぱん 食べ残りのめし。
地鳴き じなき 鳥類の、さえずり以外の日常的な鳴き方。危険を知らせるなど、合図をするための鳴き方。
習性 しゅうせい 習慣によってできあがった性質。
初列風切羽 しょれつかぜきりばね 翼の各部名称参照。回転運動をして、飛行の前進力をあたえる羽。
次列風切羽 じれつかぜきりばね 翼の各部名称参照。上下運動により、飛行の浮力をあたえる羽。
人造湖 じんぞうこ 人工によって造られた湖。
巣立ち すだち ひなが大きくなって巣を離れること。
雑木林 ぞうきばやし いろいろな木が混じって生えている林。かつては炭や薪(まき)をつくる木が植えられている林としての役割があった。
托卵 たくらん 鳥が、他の鳥の巣に卵を産み、抱卵・育雛を托す習性のこと。
旅鳥 たびどり 日本より北の地域で繁殖し、南の地域で越冬するため、春と秋の渡りの時期に日本を通過する渡り鳥。
渡来期 とらいき 外国から海を渡ってくる時期。
内陸部 ないりくぶ 海岸から遠い陸地の内部。
夏鳥 なつどり 渡り鳥の一つの形をあらわす言葉。ある地域で春から夏に繁殖し、秋には越冬地へ移動し、冬を越した後、春から初夏に繁殖地にもどる。
二次林 にじりん 山火事や伐採などで、元々生えていたもの(一次林)が破壊されたあとに生じる森林。
繁殖期 はんしょくき 鳥がどんどん新しく生まれ出て、ふえていく時期。
繁殖地 はんしょくち 動植物がどんどん新しく生まれ出てふえていく場所。
干潟 ひがた 潮が引いて現れた遠浅のところ。
飛翔 ひしょう 空中をとびゆくこと。
漂鳥 ひょうちょう 渡り鳥の一つの形をあらわす言葉。季節によって山地から平地へ、あるいは寒い地域から暖かい地域に短距離の移動をするものをさす。
冬鳥 ふゆどり 日本より北の地域で繁殖し、冬に渡ってくる渡り鳥をいう。
ブラキストン線 ぶらきすとんせん 1880年本州と北海道との間に引かれた生物分布境界線。現在では鳥・魚類の分布が修正されるなど、以前ほどこの境界の意義は認められていない。
迷い鳥・迷鳥 まよいどり・めいちょう 普通は生息も渡来もしないが、台風などの偶然の機会に迷い込む鳥。
留鳥 りゅうちょう 季節によって移動することなく、一年中ほぼ一定の地域にすむ鳥。スズメやカラスがこれにあたる。
渡り わたり 繁殖地と越冬地の間を移動すること。渡ってくること。
渡り鳥 わたりどり 繁殖地と越冬地との間を定期的に移動する鳥。多くの場合は南北の移動だが、東西の移動もある。

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