神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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■1.黄色い花

1.カタバミ

カタバミ科
5〜9月

 道ばたや庭に生える草で、あらゆる地域で見かけることができる。花枝が葉腋(葉のつけね)から出て、小さなかわいい黄色い花を咲かせるが、見かけよりは、根強く、冬でも枯れない。

 花びらは5枚、おしベ10本、めしべの先は、5つに分かれている。

 葉は、3つの小葉からなり、1枚の小葉は、ハート形をしている。普通は、緑色だが、時には、紅紫色を帯びるものがある。この葉は、昼間開いているが、夜は閉じる。

 茎は、地上をはい、毛が少しある。

 果実は円柱形で、熟すと自動的に多くの種子をはじき飛ばす。ゲンノショウコやホウセンカの種子の散布に似ている。

 葉の先の部分がへこんでいて欠けているように見えるのでカタバミ(傍食)と名づけられた。また、葉や茎にシュウ酸を含んでいるためすっぱいところから学名はオキザリス(酸味)とつけられた。


(布引・1/10)

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