神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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(舞子)
7.オニタビラコ

キク科
5〜10月

 道ばたや庭に生える草で、暗赤紫色のまっすぐ立った茎の先に黄色い花をかためてつける。まっすぐ立った様子は、子どもが精一杯背伸びをして、あたりを興味深げに見ている感じを与える。

 花は、白い冠毛をもつ舌状花が多数集まり、そのまわりを総苞が包んで1つの花を作る。総苞は、花が咲き終ったあと、少しふくれて堅くなり、ひっくり返ってそう果がとび出しやすいようになる。

 葉は羽状に深く裂け、日光を受けやすいようにロゼット状に広がる。茎には、ほとんどつかない。そう果には、白い冠毛がある。

 コオニタビラコとよく似ているが、冠毛がないので区別できる。田の土の上に平たくはりついたように生えているところから田平子と名づけられた。普通のタビラコにくらべ、大形であるところからオニタビラコという。



(舞子・1/5)

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