神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
  前ページへ 目次へ 次ページへ

13.ミヤコグサ

マメ科
4〜10月

 道ばたの草地に生える草で、まっすぐに立ったあざやかな黄色の蝶形の花は、小さいにもかかわらず、よく目立ち、気高い感じさえ与えてくれる。

 花は、長い柄先に1〜3個ずつつく。がくは、5つに深く裂け、基部はがく筒となる。葉は3枚の小葉葉柄のもとに、小葉と同じ形をした托葉が2枚あり、互生する。茎は、地面をはって生え、葉と同じように毛がない。根に根粒がある。果実は線形で、熟すとねじれて黒色の種子をはじきとばす。

 昔、京の都のまわりにたくさん生えていたところからこの名がつけられたという。他に、黄金花(コガネバナ)ともいわれる。これは、花の色から。また、エボシグサとも呼ばれている。これは、花の形が烏帽子に似ているところから名づけられている。

(箕谷)

(箕谷・1/1.5)

前ページへ 目次へ 次ページへ