神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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22.力工デドコロ

ヤマノイモ科
7〜8月

 六甲山の林の中を歩いていると、カエデによく似た形の大きな緑の葉をいっぱいつけたこのつる草をよく見かける。雌雄異株で、花は葉柄の元から長くつき出た花序に小さな黄色い花がまばらにつく。それらが集まって下に垂れ下がっているようすは、黄色い滝のようである。これは、雌花で、雄花は花柄があり、円すい状になって、おしべは6本である。葉は5〜7に裂け長い柄があり、葉のつけ根の両側に尖った突起が1個ずつある。茎はつる性で長く伸び物にまといつくが、冬は枯れる。

 さく果は、3枚の羽根に囲まれている。種子は、だ円形で羽根の中心部についている。

 名前の由来は、カエデの葉に似ているところからつけられた。
(藍那・1/20)

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