神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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(有野・1/10)
24.アキカラマツ

キンポウゲ科
7〜10月

 川原や草原、山道でよく見かける大形の草で、黄色の小さな花がたくさんかたまって咲き、風でゆれるたびにカサカサと小さな音をたてる。そのようすは、秋のわびしさを訴えているように見える。茎の先に円すい状の花穂を出し、黄色がかった白の小さな花をたくさんつける。花には、たくさんのおしべがあり、花糸が糸状で、車輪のように集まっている。このおしべを囲んで3〜5個の花びらのようなものがついているが、これは、花びらでなく、がくで早く落ちてしまう。
 この花には、花びらがない。葉は羽状複葉互生する。茎はよく分岐する。果実は紡錘状で、筋が縦にたくさんついている。この草は、胃腸薬などに使われる。秋に咲く唐松で、花のようすにもとづいて名づけられたものである。


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