神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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(箕谷)

28.カキドオシ

シソ科
4〜5月

 道ばたや田のあぜでよく見かける草で唇形のうす紫の花が2つ並んでいる姿は、よく目につきかわいい。花は、隣り合った葉のつけ根に同じ向きに並んでつく。普通は2個並んで咲くが1個または3個の時もある。
おしべが4本、めしべが1本ある。がくは5つに浅く裂け、先は針状にとがっている。葉は長い柄をもち対生し、ハート形でふちに大きなきょ歯がある。葉をもむと強いにおいがする。茎は四角で、はじめ直立しているが、花後、倒れて長くつる状に伸びる。

 果実は、だ円形で少し扁平になっている。

 つるを伸ばし、垣根をくぐりぬけるほどよく成長するところから名づけられた。
漢方薬としても用いられている。

(箕谷・1/2)

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