神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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(住吉川・1/3)
31.スミレ(上・右)

スミレ科
4〜5月

 野山に生える草で濃い紫色の蝶形の花をつける。細長い三角形の葉柄に幅の広いがある。スミレ科の特徴は、花は虫媒花で、虫がとまるのに都合の良いように横向きになっている。

 花が咲き終ったあと、夏の終りごろまで、花びらが閉じたままの花(閉鎖花)をつける。さく果はだ円形で、熟すと自動的に3つに裂け、種子が飛び出すしかけになっている。また、この種子は、アリのえさにもなり、運ばれ散布する。スミレの仲間が多いのは、このためである。


32.ナガバノタチツボスミレ(上・左,下)

スミレ科
4〜5月

 線路わきや日あたりのよい山道で多く見かける。淡い紫色の花をたくさんつける。葉は光沢のないハート形で先が長い。茎は、根元から株になって直立する。タチは、まっすぐ立つ、ツボは庭で、庭で咲く葉の長いスミレという意味である。
(住吉川・1/3)

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