神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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■3.赤やピンクの花

49.ゲンゲ(レンゲ)


マメ科
4〜5月
中国

 春の代表的な花としてタンポポと並ぶのが、この花である。赤紫色の美しい花が畑一面に咲きほこる様は、ふかふかの花のじゅうたんで、誰もが一度は、その中に寝ころび、青空を見上げてみたいと思う気持ちにさせられる。ゲンゲという名よりレンゲソウとよばれ、親しまれている。花は、蝶形の花びらで茎の先に7〜10個輪状につく。

 葉は、卵形で、先がくぼむ小葉が羽状に9〜11個つく。茎は、方形で、基部で分かれ、地をはう。果実は、三日月形で2室に分かれていて、黒く熟す。

 水田跡に緑肥として栽培されたが、現在は少なくなった。この草は、田の肥料だけでなく、家畜のえさにも用いられる。

 マメ科の植物の根には、根粒という丸い玉がついているが、この中には、根粒バクテリアが住み、自らは、草から栄養をもらい草にはチッ素肥料を提供し、お互いに助け合って生きている(共生)。



(枦谷・1/5)
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