神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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(箕谷)
53.ノアザミ

キク科
5〜8月

 野山に生える草で、紅紫色のぼんぼりのようなかわいい花を茎の上部につける(頭状花)。素手でとろうとすると葉にあるするどい刺がささる。茎は、白い毛でおおわれ、刺がない。葉は互生で毛があり、茎の中ほどの葉は茎を抱く。

 花は、管状花からなり、キクのような舌状花はない。

 また、頭伏花を包む総苞からねばねばした液がでる。これは、ノアザミだけの特徴である。また、春に咲くのは数多いアザミの種類の中でノアザミだけである。

 若い葉や茎・根は、食用にもなり、根は、神経痛などの漢方薬となる。生花用のアザミは、ノアザミを改良した栽培品種である。タンポポのようにロゼット葉をつけて冬を越す。

(舞子・1/4)
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