神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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66.サクラタデ(上・右左)

タデ科
9〜10月


 数あるタデの中でも一番美しい花をつける。水辺に生えるこの花を見つけた時の喜びは、ひとしおである。
花を手にとり見ると美しいうす紅色で、名のとおりサクラによく似ている。5枚の花びらのように見えるのはがくで、花びらはない。

 雌雄異株で結実するのは、雌花だけだが、まれに雄株も実を結ぶ。


67.ミゾソバ(中・右、左)

タデ科
8〜11月


 太山寺で見たミゾソバの美しさは、格別。溝や水辺に多く咲く。タデ科の特徴で花びらがなく、がくが5つに裂ける。葉の両面に刺毛と星状毛(美しい星の形をした毛)がある。葉の形がソバの葉に似ていて、溝のような湿ったところを好むことから名づけられた。また、葉の形が牛の額に似ているところからウシノヒタイともよばれている。

 イヌタデの意味は、から味がなくて食用にならないタデの総称である。別名、アカマンマ、オコワグサというのは、ままごと遊びから出た名前である。


●オオイヌタデ(下)


(伊川谷・10/1)

(伊川谷・1/8)

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