神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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85.ヘクソカズラ

アカネ科
8〜9月


 野山でよく見かける草で子どもたちは鐘形の花をとって、手のひらにのせ“やいと(お灸)をする”といって遊んでいる。花の中央がお灸のあとににているところからヤイトバナともいわれる。

 花は、茎のつけ根にあつまって咲き、花びらは灰白色の鐘形で、先が5つに裂けている。内側は紅紫色でたくさんの毛が生えている。茎が長くのびてつるになり、左巻きにまきつく。下部は木質になっている。

 葉は、対生し長い葉柄がある。果実は、球形で熟すと黄色くなり、中に2個の種子が入っている。茎や葉から、異臭がするところから屁糞蔓(へくそかずら)とよばれてるが、花の美しいことからサオトメバナともよばれている。

(箕谷)

(箕谷・1/15)

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